平成28年度 秋期 午前 問12
コンピュータ構成要素
実行処理の順序
データベース(DB)へのアクセスを行うブラウザからのリクエスト処理を,Web サーバが受信し解読した後に行う一連の実行処理の順序はどれか。ここで,Web サーバはリクエスト処理ごとに DB への接続と切断を行うものとする。
〔実行処理〕
① DB の切断
② DB へのアクセス
③ DB への接続
④ HTML 文書の組立て
⑤ SQL 文の組立て
⑥ ブラウザへの送信
- ア③, ②, ⑤, ④, ⑥, ①
- イ③, ④, ②, ⑤, ⑥, ①
- ウ③, ④, ⑤, ②, ⑥, ①
- エ③, ⑤, ②, ④, ⑥, ①
答えと解説を見る
✓ これが正解エ③, ⑤, ②, ④, ⑥, ①
解説
問合せ文を作ってから聞き、答えを得て組み立てます。
順序を問う設問は、まず選択肢どうしで共通している部分を外すと、決めるべき点が一気に減ります。ここでは四つとも、データベースへの接続で始まり、ブラウザへの送信と切断で終わります。したがって争点は、真ん中に入る三つ、すなわちデータベースへのアクセス、HTML 文書の組立て、SQL 文の組立ての並びだけです。次に、これが先でなければあれができない、という関係を一つずつ書き出します。何を問い合わせるかを決めていなければ問い合わせられないので、SQL 文の組立てはアクセスより先です。また、取り出した内容が手元に来ていなければ画面用の文書に流し込めないので、アクセスは HTML 文書の組立てより先です。この二つで並びは一通りに定まります。全体を日本語で読み直すと、つないで、問合せ文を作って、問い合わせて、見せる形に組んで、送って、切る、という筋になります。リクエスト処理ごとに接続と切断を行うという断りは、接続と切断がこの並びの中に一度ずつ入ることの指定です。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア③, ②, ⑤, ④, ⑥, ①:問合せ文を用意する前にデータベースへ入りに行く並びです。何を尋ねるかが決まっていない状態なので、つないだだけで手が止まります。文を作る手順は、必ず問合せの前に置く必要があります。
- イ③, ④, ②, ⑤, ⑥, ①:画面用の文書を先に用意し、そのあとで問合せ文を作って尋ねに行く並びです。流し込む中身がまだ手元に無い段階で表示の形だけを作ることになり、二か所で前後が入れ替わっています。
- ウ③, ④, ⑤, ②, ⑥, ①:画面用の文書を最初に組み立て、問合せ文の用意と実際の問合せを後に回した並びです。文を作ってから尋ねるという関係は保たれていますが、表示の形を作る位置が早すぎます。
この問題の用語
- データベースたくさんのデータを決まった形で貯め、探したり書き換えたりできるようにした仕組み。多くの人が同時に使うことを前提にしています。
出典:平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問12
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