令和3年度 秋期 午前 問9
コンピュータ構成要素
メモリインタリーブの説明
メモリインタリーブの説明として,適切なものはどれか。
- ア主記憶と外部記憶を一元的にアドレス付けし,主記憶の物理容量を超えるメモリ空間を提供する。
- イ主記憶と磁気ディスク装置との間にバッファメモリを置いて,双方のアクセス速度の差を補う。
- ウ主記憶と入出力装置との間で CPU とは独立にデータ転送を行う。
- エ主記憶を複数のバンクに分けて,CPU からのアクセス要求を並列的に処理できるようにする。
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✓ これが正解エ主記憶を複数のバンクに分けて,CPU からのアクセス要求を並列的に処理できるようにする。
解説
主記憶を複数バンクに分けて並列に読み書きする方式です。
設問は、記憶や入出力に関わる四通りの高速化・拡張の技法の中から、メモリインタリーブに当たる説明を選ばせています。ですから見分けの軸は、その技法が主記憶を複数の区画に分け、連続するアドレスを別々の区画へ交互に振り分けて並列にアクセスできるようにするものかどうか、という一点だけです。この技法では、連続して読みに行くアクセスがそれぞれ別々の区画へ届くので、直前のアクセスが終わるのを待たずに次の区画へ働きかけられ、記憶側の応答の遅さを重ねて隠すことができます。容量を仮想的に広げる仕組みでも、外部との間に緩衝を置く仕組みでもなく、区画分けで並列性を得る仕組みが本質です。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア主記憶と外部記憶を一元的にアドレス付けし…:主記憶と外部記憶を一元的にアドレス付けして物理容量を超える空間を提供する仕組みの説明です。並列アクセスの区画分けとは目的が違い、記憶の容量を仮想的に広げる考え方に当たります。
- イ主記憶と磁気ディスク装置との間にバッファ…:主記憶と磁気ディスク装置の間に緩衝の記憶を置いて速度差を補う仕組みの説明です。並列アクセスの区画分けではなく、緩衝を挟んで両者の速度差を埋める考え方に当たります。
- ウ主記憶と入出力装置との間で CPU とは…:主記憶と入出力装置の間で中央処理装置とは独立にデータ転送を行う仕組みの説明です。転送を代行して中央処理装置を解放する考え方で、記憶の区画分けとは別の技法に当たります。
この問題の用語
- 磁気ディスクデータを磁気で記録する装置で、ハードディスクなどが当たります。複数台を組み合わせ、故障しても復旧できるようにする使い方があります。
出典:令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問9
同じ用語が出る問題
- 令和5年度 春期 午前 問14:使用率との組合せ(磁気ディスク)
- 令和4年度 春期 午前 問16:実行多重度に関する問題(磁気ディスク)
- 令和4年度 春期 午前 問11:RAID5に関する問題(磁気ディスク)
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