ファイルシステム|エンベデッドシステムスペシャリスト試験
この分野には 5問あります。くり返し出ているものから並べています。
問題が多い回は令和6年度 秋期(1問)・令和3年度 秋期(1問)・平成25年度 春期(1問)です。
ファイルの置き場所の記録の仕方と、誰に何を許すか
ディスク上の領域の割り当て方は、ファイルの位置をどう記録するかで区別します。連続した領域にまとめて置く連続割当て、各ブロックが次のブロックの位置を持つ連結方式、ファイルを構成するブロックの位置を一覧の表にまとめて持つ索引方式があります。索引方式は表を引けば任意のブロックにすぐ届くため、途中からの読み書きに向いています。
領域はブロックやクラスタといった単位で割り当てられるので、ファイルの大きさが単位の倍数でなければ端数の分も1単位として確保されます。複数の媒体に割り当てるときは、空き領域が最大の媒体を選ぶといった選択の規則に従い、1件ずつ順に追って各媒体の使用量を数えていきます。
NFSは主にUNIX系で使われるファイル共有の仕組みで、ネットワークの先にあるコンピュータのファイルを、自分のファイルシステムの一部のように扱えるようにします。利用者は、手元のファイルと同じ操作で離れた場所のファイルにアクセスできます。
アクセス権は、所有者、グループ、その他の利用者の三つに分け、それぞれに読取り、書込み、実行の可否を1ビットずつ割り当てた9ビットで表すのが基本の形です。所有者には全部を許し、ほかの利用者には読取りと実行だけを許すといった指定を、ビットの並びに置き換えて読み書きします。
この分野で出た問題
- 平成22年度 春期 問9NFS(Network File System)の特徴に関する記述のうち,適切なものはどれか。
- 令和6年度 秋期 問8ディスク領域の管理法のうち,索引方式に関する説明として,適切なものはどれか。
- 平成25年度 春期 問10ディスク領域の管理法のうち,索引方式に関する説明として,適切なものはどれか。
- 平成21年度 春期 問11ファイルに対するアクセス制御を次の方式で実現するファイルシステムがある。このファイルシステムにおいて,所有者には読取り,書込み及び実行を許可し,所有者と同一グループ及びそのほかの利用者には,読取りと実行を許可し,書込みを禁止するビット表現はどれか。
- 令和3年度 秋期 問9三つの媒体 A~C に次の条件でファイル領域を割り当てた場合,割り当てた領域の総量が大きい順に媒体を並べたものはどれか。
正解と解説は、答え合わせのあとに出ます。
年度から解く
この分野の問題は 5年度ぶんの試験から出ています。いちばん新しいのは令和6年度 秋期です。年度別に解くと、回ごとにまとめて解けます。