オープンソースソフトウェア|エンベデッドシステムスペシャリスト試験
この分野には 5問あります。くり返し出ているものから並べています。
この分野でくり返し出ている用語はソースコード(2問)です。問題が多い回は令和7年度 秋期(1問)・平成26年度 春期(1問)・平成23年度 特別(1問)です。
自由に使える条件と、配るときに生じる義務
オープンソースソフトウェアは、ソースコードが公開され、一定の条件の下で利用、改変、再配布が許されているソフトウェアです。誰でも自由に使えるといっても、何の条件もないわけではなく、どのライセンスで公開されているかによって守るべきことが変わります。無保証で提供されるのが一般的です。
ライセンスの違いは、改変したものを配るときの扱いに表れます。GPLはコピーレフトの考え方をとり、GPLのソフトウェアを改変して再配布する場合には、同じライセンスの下でソースコードを公開する義務が生じます。改変しても組織の中だけで使い、外部に配布しなければ公開の義務は生じません。BSDライセンスやMITライセンスは、著作権表示などを残せば改変部分のソースを公開しなくてもよい寛容な形です。
OSSの流通には役割の分担があります。ディストリビュータは、カーネルやさまざまなOSS、アプリケーションソフトを組み合わせ、インストールしやすいパッケージにまとめて提供します。組込み機器の分野では、対象のハードウェアに合わせて必要な部品だけを選び、独自のLinuxディストリビューションを組み立てるための仕組みとしてYoctoが使われます。
この分野で出た問題
- 平成26年度 春期 問11OSS(Open Source Software)における,ディストリビュータの役割はどれか。
- 平成22年度 春期 問11GPLで公開されたOSSを使用するに当たって,ソースコードの公開義務が発生するのはどの場合か。
- 平成21年度 春期 問13オープンソースソフトウェアの特徴のうち,適切なものはどれか。
- 令和7年度 秋期 問8組込み機器を含めた,様々なハードウェアアーキテクチャに向けて,カスタムのLinuxディストリビューションを構築するためのフレームワークを提供しているLinux Foundationのプロジェクトはどれか。
正解と解説は、答え合わせのあとに出ます。
年度から解く
この分野の問題は 5年度ぶんの試験から出ています。いちばん新しいのは令和7年度 秋期です。年度別に解くと、回ごとにまとめて解けます。