システム戦略|エンベデッドシステムスペシャリスト試験
この分野には 1問あります。くり返し出ているものから並べています。
考え方と、それを支える技術や取決めを分けて見る
システム戦略の分野では、システムをどういう考え方で組み立てるかが問われます。ある語が、システム全体の作り方を示す考え方なのか、それを実現するための個々の技術や取決めなのかを分けて捉えると、似た説明を取り違えにくくなります。
SOAは、業務の機能を、外から呼び出せる独立したサービスという単位で用意し、それらを組み合わせてシステムを構築する考え方です。サービスどうしは標準的なインタフェースでつながるので、業務が変わればサービスの組合せを変えて対応でき、既存のサービスも再利用しやすくなります。
SOAを実現する手段としては、Webサービスの技術が使われてきました。サービスを呼び出すときのメッセージの取決めであるSOAP、サービスのインタフェースを記述するWSDL、サービスを登録して検索できるようにするUDDIなどです。これらは考え方を支える部品であり、SOAそのものではありません。
サービス提供者と利用者との間で、サービスの内容、範囲、品質の要求水準を明確にして合意しておく取決めはSLAです。こちらはサービスを提供し受け取る関係の約束事で、システムの組み立て方を示すものではありません。
同じくサービスを単位にする考え方として、より小さなサービスを独立して開発し、配置し、更新できるようにするマイクロサービスもあります。いずれも、全体を部品の組合せとして捉え、変化に強くするという発想に立っています。
この分野で出た問題
正解と解説は、答え合わせのあとに出ます。
年度から解く
この分野の問題は 1年度ぶんの試験から出ています。いちばん新しいのは平成22年度 春期です。年度別に解くと、回ごとにまとめて解けます。