平成31年度 春期 午前 問8
ソフトウェア
複数のプロセスから同時に呼び出されたときに,互いに干渉することなく並行して動作することができるプログラムの性質を表すものはどれか。
- アリエントラント
- イリカーシブ
- ウリユーザブル
- エリロケータブル
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✓ これが正解アリエントラント
解説
同時に呼ばれても干渉しない性質が、リエントラントです。
プログラムの性質を表す似た言葉が四つ並ぶので、違いを整理します。リエントラントは、複数から同時に呼ばれても正しく動く性質です。同時に動く各々が、自分だけの作業領域を持つことで成り立ちます。書き換える値を共有しないので、互いに干渉しません。設問が述べているのは、まさにこの性質です。リカーシブは、自分自身を呼び出せる性質を指します。呼ぶ相手が自分か他かという点で、話が違います。リユーザブルは、一度使った後にもう一度使える性質です。こちらは順番に使う話で、同時に使う話ではありません。リロケータブルは、主記憶のどこへ置いても動く性質です。置き場所の話なので、呼び出し方とは関わりません。同時か、自分自身か、繰返しか、置き場所かで四つは分かれます。四つとも頭の二文字が同じなので、後ろを読み分けます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イリカーシブ:自分自身を呼び出せる性質です。呼ぶ相手が自分である点が特徴になります。複数から同時に呼ばれる話ではありません。木をたどる処理などで使われます。呼ぶたびに状態を積み上げます。深さに限りがあります。自分を呼ぶ性質の名前です。
- ウリユーザブル:一度使った後、もう一度使える性質です。使うのは順番であって、同時ではありません。使い終わりに状態を戻す必要があります。戻さなければ二度目が正しく動きません。途中で別の呼び出しは入れません。順番を守る必要があります。
- エリロケータブル:主記憶のどこに置いても正しく動く性質です。番地の付け方に関わる話になります。呼び出しのされ方とは関わりません。配置を後から決められる利点があります。番地を後から足し込みます。読み込む位置を選べます。動く条件とは別の話です。
出典:平成31年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問8
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