令和元年度 秋期 午前 問37
セキュリティ
WPA3に関する問題
WPA3 はどれか。
- アHTTP 通信の暗号化規格
- イTCP/IP 通信の暗号化規格
- ウWeb サーバで使用するディジタル証明書の規格
- エ無線 LAN のセキュリティ規格
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✓ これが正解エ無線 LAN のセキュリティ規格
解説
無線でつなぐときに、安全を守るための取り決めのことです。
WPA3 の頭の三文字は、無線 LAN の機器の団体が定めた印です。末尾の数字は世代を表しており、数が大きいほど新しい取り決めになります。守っているのは、電波に乗せて流れる内容と、つないでよい相手の確認です。電波は誰でも受け取れてしまうので、中身を読めない形にする必要があります。また、勝手につながれないよう、パスワードや証明の仕組みも定められています。前の世代で見つかった弱点を埋めるかたちで、世代が重ねられてきました。公共の場所でパスワードを使わずに中身を守る仕組みも加わりました。扱う相手が無線であることが、他の取り決めと分かれる第一の点です。何を守るかではなく、どこを守るかで棚を分けると覚えやすくなります。前の世代は、短いパスワードを総当たりで破られる弱点が見つかっていました。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アHTTP 通信の暗号化規格:閲覧のやり取りを暗号で包む取り決めの話です。守る場所が通信の上の段で、電波そのものではありません。URL の頭に付く文字が変わることで見分けられます。証明書を使って相手を確かめる手順も、この中に含まれています。
- イTCP/IP 通信の暗号化規格:通信の基盤となる取り決めを暗号で包む仕組みの話です。有線でも無線でも使えるもので、無線に限った取り決めではありません。どの段を守るかで整理すると混ざりません。通信の基盤に組み込むので、上の段の作りを変えずに済むのが利点です。
- ウWeb サーバで使用するディジタル証明書…:通信相手が本物かを示す、電子的な証明書の形式の話です。身元を示すためのもので、電波の守りとは受け持ちが違います。証明する仕組みと、包んで隠す仕組みは別に数えます。発行する側が信用できるかどうかが、要になります。
この問題の用語
- WPA3無線LANのセキュリティ規格で、WPA2をより新しくしたものです。Webの通信を守るしくみや証明書の規格とは、対象が違います。
- HTTPWebブラウザとWebサーバがページをやり取りするための決まりごと。ブラウザが要求を送り、サーバが応答を返す形で通信します。
- 暗号化内容を鍵がなければ読めない形に変換すること。通信の経路だけでは守りきれない場合があるので、ファイル自体にも施します。
- TCP相手に届いたかを確かめながら送る、信頼性を重んじた通信の約束事です。ポート番号でアプリを見分け、届かない分は送り直します。
- LAN事務所や家庭など、限られた範囲の中で機器をつなぐネットワークです。離れた拠点どうしを結ぶWANとは、ルータを介して接続します。
出典:令和元年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問37
同じ用語が出る問題
- 令和8年度 科目A 問8:CSMA/CDに関する問題(LAN)
- 令和7年度 科目A 問10:WAFの説明(暗号化)
- 令和元年度 秋期 午前 問39:バックドアに該当するもの(TCP)
- 令和元年度 秋期 午前 問34:ポート番号に関する問題(HTTP)
- 平成31年度 春期 午前 問34:ポート番号の組合せ(HTTP)
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