平成23年度 秋期 問58
ネットワーク
ネットワークインタフェースカードの役割として,適切なものはどれか。
- アPC やアナログ電話など,そのままでは ISDN に接続できない通信機器を ISDN に接続するための信号変換を行う。
- イPC やプリンタなどを LAN に接続し,通信を行う。
- ウ屋内の電力線を使って LAN を構築するときに,電力と通信用信号の重ね合わせや分離を行う。
- エホスト名を IP アドレスに変換する。
答えと解説を見る
✓ これが正解イPC やプリンタなどを LAN に接続し,通信を行う。
解説
コンピュータやプリンタをネットワークにつないで通信させるための部品にあたります。
この部品が担うのは、コンピュータをネットワークにつなぐことでした。差し込めば、コンピュータやプリンタがネットワークの上で話せるようになります。だからネットワークにつないで通信させる肢が当たりました。ネットワークインタフェースカードと呼ばれる部品です。そのままではつながらないコンピュータをISDNへ通す肢は、別でした。信号を作り替える箱が、そちらを担います。屋内の電力線でネットワークを組む肢も、また別になります。電力と信号を重ねたり分けたりする箱の役目でした。ホスト名をIPアドレスに変換する肢も、当たりません。そちらは名を引く仕組みが受け持っています。三つとも、差し込んで通信させる部品の役目ではありません。四つの肢が、四つの物に一つずつ対応しています。何と何をつなぐかを見れば、そこで分かれました。つなぐ先を見れば決まります。シラバスも、この部品をネットワークの用語として挙げています。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アPC やアナログ電話など,そのままでは …:そのままではつながらないコンピュータを通す肢が、こちらのほうです。ISDNへ渡すために、信号を作り替えました。昔はよく使われた、橋渡しの箱になります。ところがコンピュータをネットワークにつなぐ部品ではありません。作り替える側でした。受け持つ物が違います。
- ウ屋内の電力線を使って LAN を構築する…:屋内の電力線でネットワークを組む肢が、こちらに当たります。電力と信号を重ねたり、分けたりしました。線を新しく引かずに済む、うまい手です。けれども差し込む部品の役目ではありません。重ねて分ける箱でした。扱う相手が電力です。扱う物が違います。
- エホスト名を IP アドレスに変換する。:ホスト名をIPアドレスに変換する肢が、こちらに当たります。覚えやすい名から、数の並びを引きました。ネットワークを使ううえで、欠かせない仕組みになります。ところが物としての部品ではありません。名を引く側でした。形の無い仕組みです。
この問題の用語
- ログいつ誰が何をしたかを、機器やソフトウェアが自動で残していく記録です。あとから出来事をたどれるので、事故の調査や不正の発見に使われます。
- LAN事務所や家庭など、限られた範囲の中で機器をつなぐネットワークです。離れた拠点どうしを結ぶWANとは、ルータを介して接続します。
出典:平成23年度 秋期 ITパスポート試験 問58
同じ用語が出る問題
- 令和8年度 問65:DNSサーバの役割に関する記述(LAN)
- 令和5年度 問97:サブネットマスクの役割(LAN)
- 令和2年度 10月 (特別措置試験) 問77:IP電話に関する問題(LAN)
- 令和元年度 秋期 (特別措置試験) 問65:NATに関する問題(LAN)
- 平成31年度 春期 (特別措置試験) 問83:PoEの説明(LAN)
この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)