平成27年度 春期 (特別措置試験) 問55
セキュリティ
HTTPSに関する問題
ブラウザとWebサーバ間でSSLを使った通信を行うことを示すURLの先頭の記述として,適切なものはどれか。
- アhttp://
- イhttps://
- ウshttp://
- エssl://
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✓ これが正解イhttps://
解説
綴りの末尾に付く一文字が、守りの有無を示しています。
やり取りを暗号にして守る場合、先頭の綴りに一文字が足されます。守りのない場合との違いは、そこだけです。この一文字は、安全という意味の語の頭にあたります。シラバスもHTTPSという呼び名を、通信プロトコルの用語例に挙げています。出題当時は、この仕組みをSSLの名で呼ぶことが一般的でした。その後SSLは使われなくなり、今は後継のTLSが使われていますが、呼び名にSSLが残っている場面もあります。残る三つは、実在しない綴りか、別のものを先頭に置いた形です。見た目が似ているので、末尾に付くのか先頭に付くのかで見分けます。この仕組みが守るのは二つです。一つは、途中で読まれたり書き換えられたりしないこと。もう一つは、つないだ相手が名乗るとおりの相手であることです。後者のために、第三者が発行した証明書を使います。ブラウザが鍵のマークを出すのは、この確認が済んだ印です。URLと合わせて二つを見るのが、本番での確かめ方になります。鍵だけを見て安心しないところが勘所です。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アhttp://:守りのない場合の綴りです。中身がそのまま流れるので、大事なものを送る場面には向きません。守りが不要な場面なら、これで足ります。ただし近ごろは、ブラウザのほうが警告を出すようになりました。扱いは年々きびしくなります。
- ウshttp://:頭のほうに一文字を付けた形です。かつて別の案もありましたが、広まったのは末尾に付けるほうでした。この綴りが答えになる問いは、まず置かれません。似せた綴りを並べて迷わせるのが、この型の作り方です。落ち着いて末尾を見ます。
- エssl://:仕組みの名を、そのまま先頭に置いた形です。この書き方で場所を指すことはありません。仕組みの名を聞かれたら、綴りとしては当たっています。ただしURLの先頭に置く語ではないので、場所を指す形にはなりません。似ているのは綴りだけです。
この問題の用語
- HTTPSHTTPのやり取りをTLSで包んだもの。通信を暗号化し、つないだ先が名乗ったとおりのサーバかを証明書で確かめられます。
- TLS通信の中身を途中で読まれたり書き換えられたりしないよう、暗号にして届ける取り決め。つないだ相手が本物かも確かめます。
- Webサーバ利用者のブラウザからの要求を受け取り、ページを返すサーバです。画像などの静的な内容のほか、プログラムと連携して動的な内容も返します。
- URLインターネット上の場所を表す住所の文字列です。指したページがサーバに無いときは、404という番号のエラーが返ります。
出典:平成27年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問55
同じ用語が出る問題
- 令和8年度 問65:DNSサーバの役割に関する記述(Webサーバ)
- 令和7年度 問57:プロキシサーバの機能に関する記述(URL)
- 令和3年度 問68(TLS)
- 令和3年度 問63:WPA2に関する記述(TLS)
- 平成31年度 春期 (特別措置試験) 問74:無線LANに関する問題(HTTPS)
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