平成27年度 春期 (特別措置試験) 問76
ヒューマンインタフェース
ストリーミングに関する問題
ストリーミングを利用した動画配信の特徴に関する記述のうち,適切なものはどれか。
- アサーバに配信データをあらかじめ保持していることが必須であり,イベントやスポーツなどを撮影しながらその映像を配信することはできない。
- イ受信データの部分的な欠落による画質の悪化を完全に排除することが可能である。
- ウ動画再生の開始に準備時間を必要としないので,瞬時に動画の視聴を開始できる。
- エ動画のデータが全てダウンロードされるのを待たず,一部を読み込んだ段階で再生が始まる。
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✓ これが正解エ動画のデータが全てダウンロードされるのを待たず,一部を読み込んだ段階で再生が始まる。
解説
全部は待たないことと、まったく待たないことは別です。
全部を受け取ってから再生する方式では、長いものほど待ち時間が延びます。ストリーミングは受け取りながら再生するので、一部を読み込んだところで始まります。ただし、受け取った分をいったんためてから始めます。ためておかないと、通信が一瞬遅れただけで映像が止まってしまうからです。誤りの三つは、末尾と副詞を縦に読むと、いずれも言い過ぎになっています。できない、完全に、瞬時に、といった強い言い方が付いた肢は、まず疑って読みます。撮りながら流せるのは、全部そろうのを待たないこの方式だからです。言い過ぎの印は、末尾と副詞に出ます。強く言い切る肢ほど、反する例を一つ思いつけば落ちます。こともある、場合がある、と書かれた肢のほうが残りやすくなります。この見分け方は分野を選ばないので、迷ったときの最後の手として使えます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アサーバに配信データをあらかじめ保持してい…:撮りながらの配信はできない、と言い切っています。そろうのを待たない方式なので、むしろそこが得意な使い方です。撮りながら流す配信が何で成り立っているかを聞かれたら、これが土台です。配れるのは、先頭から順に送り出せるからです。
- イ受信データの部分的な欠落による画質の悪化…:欠けによる画質の悪化を完全になくせる、と言い切っています。通信の具合しだいで乱れることは、実際に起こります。通信の具合で映像が乱れる、と聞かれたら、これがその説明になります。届かなかった分は、取り返せないことがあります。
- ウ動画再生の開始に準備時間を必要としないの…:準備の時間を必要とせず瞬時に始まる、と言い切っています。少しはためるので、始まるまでにわずかな間があります。再生が始まるまでのわずかな間は何かと聞かれたら、これが答えです。先に少しためておく分だけ、始まりが遅れます。
出典:平成27年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問76
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