第37回 問題27
こころとからだのしくみ
次の記述のうち,レム睡眠に関するものとして,最も適切なものを1つ選びなさい。
- 1記憶を整理し,定着させる。
- 2脳を休息させる。
- 3入眠初期に出現する。
- 4成長ホルモンの分泌を促す。
- 5深い眠りの状態である。
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✓ これが正解1記憶を整理し,定着させる。
解説
レム睡眠には、記憶を整理し定着させるはたらきがあります。
睡眠には、レム睡眠とノンレム睡眠の2種類があり、一晩のうちに交互にくり返されます。レム睡眠は、体は休んでいるのに脳は活発にはたらいている眠りで、目がきょろきょろと動き(急速眼球運動)、夢を見ていることが多いとされます。
レム睡眠のあいだ、脳は日中に得た情報を整理し、必要な記憶を定着させるはたらきをしていると考えられています。そのため、記憶を整理し定着させるという記述が最も適切です。
ほかの選択肢は、ノンレム睡眠の特徴です。ノンレム睡眠は脳を休ませる眠りで、寝入ってすぐの時間帯に深いノンレム睡眠が現れます。深いノンレム睡眠のあいだに成長ホルモンがたくさん分泌され、体の修復が進みます。深い眠りの状態というのも、ノンレム睡眠を表す言葉です。
覚え方として、レム睡眠は体の休息と脳の整理、ノンレム睡眠は脳の休息、と何が休んでいるかで分けると区別しやすくなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 2脳を休息させる。:脳を休ませるのは、ノンレム睡眠のはたらきです。レム睡眠のときの脳は活発に動いていて、目覚めているときに近い状態だと説明されます。
- 3入眠初期に出現する。:寝入ってすぐの時間帯に現れるのは、深いノンレム睡眠です。レム睡眠は、ノンレム睡眠のあとに現れ、明け方に近づくほど長くなります。
- 4成長ホルモンの分泌を促す。:成長ホルモンがたくさん出るのは、寝入ってすぐの深いノンレム睡眠のときです。レム睡眠の特徴として挙げられるものではありません。
- 5深い眠りの状態である。:深い眠りの状態は、ノンレム睡眠の深い段階を表す言葉です。レム睡眠は脳が活発で、比較的浅い眠りとされ、夢を見ていることが多い時間です。
出典:第37回 介護福祉士国家試験(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター)問題27。問題文と選択肢は原文のままです。解説は当サイト独自のもので、同センターとは関係ありません。
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