第112回 午前 問11
必修問題
白血球の中に占める割合が高いの
健康な成人の白血球の中に占める割合が高いのはどれか。
- 1単球
- 2好酸球
- 3好中球
- 4リンパ球
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✓ これが正解3好中球
解説
健康な成人の白血球で最も割合が高いのは好中球です。
白血球は、顆粒をもつ顆粒球(好中球・好酸球・好塩基球)と、顆粒をもたない単球・リンパ球に分けられます。それぞれの割合を調べる検査を白血球分画といい、感染症やアレルギーなどで変化します。
健康な成人では、好中球が白血球全体のおよそ半分以上を占め、最も多い種類です。好中球は細菌などが入ってくると真っ先に集まり、食べて処理する働きを担うため、数が多く必要になります。次に多いのがリンパ球で、単球は数%程度、好酸球も数%程度と少数です。細菌感染症では好中球がさらに増え、ウイルス感染症ではリンパ球が増えるなど、どの種類が増えたかが原因を考える手がかりになります。
覚え方: 成人の白血球は好中球、リンパ球の順に多く、残りの単球・好酸球・好塩基球は少数と、上位2つの順で押さえておきましょう。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1単球:単球は白血球の中では数%程度の少数派です。血管の外に出るとマクロファージになって異物を処理しますが、血液中に占める割合は好中球よりずっと小さくなります。
- 2好酸球:好酸球は、アレルギーや寄生虫の感染で増える白血球ですが、健康な成人では数%程度にとどまります。白血球の中で割合が高い種類ではありません。
- 4リンパ球:リンパ球は、好中球に次いで2番目に多い白血球です。免疫の中心を担いますが、健康な成人では好中球の割合のほうが高く、最も多い種類ではありません。
出典:第112回 看護師国家試験 午前(厚生労働省)問11(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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