第113回 午後 問11
必修問題
上行大動脈から分枝するの
上行大動脈から分枝するのはどれか。
- 1冠状動脈
- 2腕頭動脈
- 3左総頸動脈
- 4左鎖骨下動脈
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✓ これが正解1冠状動脈
解説
上行大動脈から分枝するのは、心臓を養う冠状動脈です。
大動脈は、心臓の左心室から出たあと、上へ向かう上行大動脈、弓のように曲がる大動脈弓、下へ向かう下行大動脈の順に続きます。冠状動脈は、上行大動脈の根もとのふくらみ(大動脈洞)から左右に1本ずつ分かれ、心臓の筋肉そのものに血液を送ります。
判断の軸は、枝が大動脈のどの部分から出るかです。上行大動脈は短い区間で、ここから出る枝は冠状動脈だけです。頭部や上肢へ向かう太い枝は、上行大動脈が弓状に曲がったあとの部分からまとめて分かれます。右側はいったん1本の太い幹として出てから首と腕の枝に分かれ、左側は首の枝と腕の枝が別々に出るため、左右で枝分かれの形が違う点にも注意が必要です。
覚え方: 上行大動脈の枝は心臓を養う冠状動脈だけ、大動脈弓の枝は頭と腕へ向かう3本、と出る場所と行き先を組にして覚えます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 2腕頭動脈:腕頭動脈は、大動脈弓から最初に分かれる太い枝で、のちに右総頸動脈と右鎖骨下動脈に分かれます。分かれる場所は弓の部分で、上行大動脈ではありません。
- 3左総頸動脈:左総頸動脈は、大動脈弓の2番目の枝として分かれ、首を上って頭部へ血液を送ります。分かれる場所は大動脈弓で、心臓のすぐ上の上行の部分ではありません。
- 4左鎖骨下動脈:左鎖骨下動脈は、大動脈弓の3番目の枝として分かれ、左の上肢へ血液を送ります。弓の部分から出る血管で、上行大動脈から分かれる枝ではありません。
出典:第113回 看護師国家試験 午後(厚生労働省)問11(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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