第114回 午前 問37
基礎看護学
呼吸法に関する問題
リラクセーションを目的とした腹式呼吸の方法で適切なのはどれか。
- 1浅い呼吸を繰り返す。
- 2呼吸に意識を集中する。
- 31 分間に20 回のペースで行う。
- 4吸気と呼気の時間の比率を2:1 とする。
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✓ これが正解2呼吸に意識を集中する。
解説
腹式呼吸では呼吸に意識を集中してリラックスを促します。
腹式呼吸は、横隔膜を大きく動かしてお腹をふくらませたりへこませたりする呼吸法です。リラクセーションを目的に行うときは、ゆっくりと深い呼吸をし、自分の呼吸に意識を向けることで、心身の緊張をゆるめることをねらいます。
呼吸に意識を集中すると、不安や痛みなどから注意がそれ、心が落ち着きやすくなります。そのため、呼吸に意識を集中する方法が適切です。浅く速い呼吸は緊張したときの呼吸に近く、リラクセーションにはつながりません。また、リラクセーションでは息を吐く時間を吸う時間より長くとるのが一般的です。
リラクセーションの呼吸は、ゆっくり・深く・吐く方を長く・呼吸に意識を向ける、と4つの要素で覚えておきましょう。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1浅い呼吸を繰り返す。:浅い呼吸を繰り返すと、胸だけが小さく動く呼吸になり、不安や緊張が強いときの呼吸の状態に近くなります。リラクセーションでは、ゆっくりとした深い呼吸を行います。
- 31 分間に20 回のペースで行う。:1分間に20回は、成人の安静時の呼吸数の上限ほどの速さです。リラクセーションを目的とした腹式呼吸では、これよりもずっと遅いペースで、ゆっくり呼吸します。
- 4吸気と呼気の時間の比率を2:1 とする。:リラクセーションの呼吸では、吐く時間を吸う時間より長くし、吸気と呼気の比を1:2程度にします。2:1では吸う方が長くなり、比率が逆です。
出典:第114回 看護師国家試験 午前(厚生労働省)問37(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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