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第114回 午後 問58

老年看護学

頻尿に関する問題

要支援1の認定を受けた高齢者が、介護予防通所リハビリテーションの利用を開始した。「普段からトイレに何度も行く」と頻尿を気にしている。施設にいる看護師の援助で適切なのはどれか。

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✓ これが正解1施設のトイレの場所を一緒に確認する。

解説

頻尿の不安には、トイレの場所を一緒に確認して自立を支えます。

介護予防通所リハビリテーションは、要支援の高齢者が施設に通い、心身の機能の維持・向上を目指すサービスです。要支援1は、日常生活の動作はおおむね自分でできるものの、一部に支援が必要な状態で、残っている力を活かして自立を保つ関わりが求められます。

頻尿を気にしている高齢者にとって、慣れない施設ではトイレがどこにあるか分からないことが大きな不安となり、間に合わないことへの心配から利用を楽しめなくなるおそれがあります。施設のトイレの場所を一緒に確認しておけば、必要なときに自分で安心して行くことができ、自立した排泄を保ちながら不安を和らげられます。車椅子での移送は、自分で歩ける人の活動の機会を奪い、機能の低下につながります。紙オムツの使用を勧めることは、自尊心を傷つけ、自分でトイレに行く意欲や力を失わせるおそれがあります。排泄時の更衣の介助も、自分でできる動作を代わりに行うことになり、自立の支援になりません。

したがって施設のトイレの場所を一緒に確認するが正解です。介護予防の場では、できることは本人が行い、不安の原因を環境の工夫で取り除く、と覚えておきましょう。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第114回 看護師国家試験 午後(厚生労働省)問58(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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