過去問解きまくり研究所 ホーム

第115回 午前 問26

人体の構造と機能

骨格筋の収縮で正しいの

骨格筋の収縮で正しいのはどれか。

答えと解説を見る

✓ これが正解4ミオシンフィラメントの長さは変化しない。

解説

筋収縮ではミオシンフィラメントの長さは変わりません。

骨格筋の収縮は、筋線維の中の細いアクチンフィラメントが、太いミオシンフィラメントの間に滑り込むことで起こります。これを滑走説といい、フィラメントそのものは縮まず、重なり合う部分が増えることで筋全体が短くなります。

収縮のときは、ミオシンの頭部がATPを分解したエネルギーでアクチンを引き寄せます。ATPを消費するのはミオシンの側です。収縮の引き金になるカルシウムイオンは、骨格筋では主に筋線維の中にある筋小胞体から放出されるもので、細胞外からの流入に頼る心筋や平滑筋とは違います。筋が働くとグリコゲンはエネルギー源として分解されて減っていくので、蓄積されることはありません。

したがって正しいのは、ミオシンフィラメントの長さは変化しないという記述です。筋収縮は、フィラメントが縮むのではなく滑り込むと覚えておくと、長さに関する選択肢を見分けやすくなります。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第115回 看護師国家試験 午前(厚生労働省)問26(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)