平成28年度 春期 情報セキュリティスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問7
攻撃手法
Smurf攻撃に関する問題
DoS 攻撃の一つである Smurf 攻撃はどれか。
- アICMP の応答パケットを大量に送り付ける。
- イTCP 接続要求である SYN パケットを大量に送り付ける。
- ウサイズが大きい UDP パケットを大量に送り付ける。
- エサイズが大きい電子メールや大量の電子メールを送り付ける。
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✓ これが正解アICMP の応答パケットを大量に送り付ける。
解説
Smurf 攻撃は ICMP の応答パケットを標的に大量に送り付けます。
Smurf 攻撃では、攻撃者は送信元を標的の IP アドレスに詐称した ICMP のエコー要求を、ネットワークのブロードキャストアドレス宛てに送ります。そのネットワーク上の多数の機器が一斉にエコー応答を返し、その応答がすべて標的に届きます。一つの要求が多数の応答に増えるので、少ない送信で大量のパケットを標的に浴びせられます。見分ける軸は、どのプロトコルのパケットを送り付けるかです。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イTCP 接続要求である SYN パケット…:TCP の接続要求である SYN パケットを大量に送り、相手に接続待ちの状態を大量に抱えさせて資源を使い切らせる手口です。DoS 攻撃ではありますが、ICMP の応答を使う手口とは別のものです。
- ウサイズが大きい UDP パケットを大量に…:サイズの大きい UDP パケットを大量に送り付け、回線や処理能力を圧迫する手口です。ブロードキャストを使って応答を何倍にも増やす仕組みがなく、ICMP を使う手口とは別のものです。
- エサイズが大きい電子メールや大量の電子メー…:大きな電子メールや大量の電子メールでメールサーバや受信箱をあふれさせる手口です。メールという仕組みの上で行う妨害であり、ICMP のパケットを標的に浴びせる手口とは違います。
この問題の用語
- TCP相手に届いたかを確かめながら送る、信頼性を重んじた通信の約束事です。ポート番号でアプリを見分け、届かない分は送り直します。
- UDP届いたかを確かめず、速さを優先して送る通信の約束事です。TCPと同じくポート番号でアプリを見分け、音声や動画の配信に向きます。
- 電子メール文書やファイルをネットワーク越しに送る仕組み。送信にはSMTP、受信にはPOP3やIMAP4というプロトコルが使われます。
出典:平成28年度 春期 情報セキュリティスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問7
同じ用語が出る問題
- 令和6年度 秋期 午前Ⅱ 問15:DTLSの特徴(UDP)
- 令和6年度 春期 午前Ⅱ 問19:サブミッションポートに関する問題(TCP)
- 令和6年度 春期 午前Ⅱ 問18:TCPヘッダーに含まれる情報(TCP)
- 令和4年度 秋期 午前Ⅱ 問4:Smurf攻撃に関する問題(UDP)
- 令和3年度 春期 午前Ⅱ 問4:Smurf攻撃に関する問題(UDP)
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