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第38回 問題67

ソーシャルワークの基盤と専門職

次の記述のうち,多文化ソーシャルワーク(Multicultural Social Work)について著したスー(Sue, D.W.)による言説として,最も適切なものを1つ選びなさい。

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✓ これが正解3文化(Culture)を「歴史の中で,人々が,行い,信じ,大切にし,そして享受するために学んだすべてのこと」と捉えた。

解説

スーは文化を、人々が行い、信じ、大切にし、享受するために学んだすべてとしました。

この問は、多文化ソーシャルワークについて著したスーが、文化に関わる言葉をどのように捉えたかを問うものです。それぞれの概念が、だれの、どんな状態や力を指しているのかを押さえているかが判断の軸です。

最も適切なのは、文化を、歴史の中で人々が、行い、信じ、大切にし、そして享受するために学んだすべてのことと捉えたという記述です。この捉え方では、文化は国籍や民族の名前だけで決まるものではなく、人が生きる中で身につけてきた行動、信念、価値、楽しみの全体を指します。ソーシャルワーカーは、クライエントの行動や考え方の背景に、その人が学んできた文化があることを理解し、自分自身もまた一つの文化を背負った存在だと自覚することが求められます。

多文化ソーシャルワークの言葉は、文化的コンピテンスはクライエントのための力、マイクロアグレッションは日常の何気ない言動、バイカルチュラリズムは二つの文化の中で生きる力、というように、その言葉の主語と中身を対にして覚えると、意味をずらした記述に気づきやすくなります。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第38回 社会福祉士国家試験(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター)問題67。問題文と選択肢は原文のままです。解説は当サイト独自のもので、同センターとは関係ありません。

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