システム開発技術|ITサービスマネージャ試験
この分野には 1問あります。くり返し出ているものから並べています。
品質の指標は、分子と分母が何を数えているかで読む
ソフトウェアの品質は、保守性、移植性、信頼性といった品質特性に分けて考え、それぞれを数で測ります。どの特性の指標かを見分けるには、式の分子と分母が何を数えているかを読み、その比が何のしやすさ、多さを表しているかを考えます。
保守性は、修正や改良をするときの直しやすさです。修正時間の合計を修正件数で割ると、一件あたりの平均修正時間が求まり、これが短いほど保守性が高いと判断できます。似た形の指標でも、別の環境へ移すときに変更が必要なソースコードの割合は、移す手間を測るので移植性の側に入ります。
成果物の量あたりの誤りの件数は、作ったものにどれだけ誤りが残っているかを表す密度の指標で、直しやすさとは別のものです。期間あたりの件数は、出来事の起こる頻度を表します。分母は比べられるようにそろえるための量で、分子が何の手間や数かが、どの特性を測る指標なのかを決めます。
品質特性の名前を覚えるときは、直す手間なら保守性、移す手間なら移植性、壊れずに動き続けることなら信頼性と、何の手間や性質を問うものかを一言で言い換えておくと迷いません。
この分野で出た問題
正解と解説は、答え合わせのあとに出ます。
年度から解く
この分野の問題は 1年度ぶんの試験から出ています。いちばん新しいのは令和6年度 春期です。年度別に解くと、回ごとにまとめて解けます。