令和6年度 春期 午前Ⅱ 問18
システム構成要素
偶発故障期間の特徴の説明
バスタブ曲線における偶発故障期間の特徴を説明したものはどれか。
- ア一旦下がった故障率が再び増加していく。
- イ故障率は時間の経過によらずほぼ一定となる。
- ウ最初は故障率が高く次第に故障率が低下していく。
- エ最初は故障率が低く徐々に増加していく。
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✓ これが正解イ故障率は時間の経過によらずほぼ一定となる。
解説
偶発故障期間は、故障率が時間によらずほぼ一定となる期間です。
バスタブ曲線は、機器の故障率が時間とともにどう変わるかを表した曲線で、浴槽の断面のような形になることから名付けられました。見分ける軸は、その期間に故障率が下がるのか、横ばいなのか、上がるのかです。使い始めの時期は、製造上の欠陥などによる故障が出やすく、故障率が高い状態から次第に下がっていきます。その後の偶発故障期間は、故障が偶発的に起こるだけになり、故障率が時間の経過によらずほぼ一定に保たれます。最後の時期は、部品の劣化や摩耗が進んで、故障率が再び上がっていきます。浴槽の底の平らな部分が偶発故障期間にあたると覚えると判断できます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア一旦下がった故障率が再び増加していく。:いったん下がった故障率が再び増えていくのは、曲線の最後の部分で、劣化や摩耗が進む時期の特徴です。故障率が横ばいになる期間を過ぎた後に現れる変化であり、偶発故障期間そのものの特徴ではありません。
- ウ最初は故障率が高く次第に故障率が低下して…:最初は故障率が高く、次第に下がっていくのは、使い始めの時期の特徴です。製造上の欠陥などによる故障が出尽くしていく段階であり、故障率がほぼ一定となる偶発故障期間とは違います。
- エ最初は故障率が低く徐々に増加していく。:最初は故障率が低く、徐々に増えていくという変化は、故障率がほぼ一定に保たれる偶発故障期間の特徴とは合いません。増加に向かう変化は、劣化や摩耗が進む終わりの時期に見られるものです。
出典:令和6年度 春期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問18
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