令和6年度 北海道 午前 問19
医薬品に共通する特性と基本的な知識
受診勧奨に関する以下の記述の正誤
適切な医薬品選択及び受診勧奨に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 一般用医薬品を一定期間若しくは一定回数使用しても、症状の改善がみられない又は悪化したときには、医療機関を受診して医師の診療を受ける必要がある。
b 情報提供は、必ずしも医薬品の販売に結びつけるのでなく、医療機関の受診を勧めたり、医薬品の使用によらない対処を勧めることが適切な場合がある。
c 高熱や激しい腹痛がある場合など、症状が重いときに一般用医薬品を使用することは、一般用医薬品の役割にかんがみて適切な対処といえる。
d 通常の成人では、乳幼児や妊婦の場合に比べ、一般用医薬品で対処可能な症状等の範囲は限られる。
(肢は a b c d の順の正誤)
- 1正 正 誤 正
- 2誤 正 正 誤
- 3誤 誤 誤 正
- 4正 正 誤 誤
- 5正 誤 正 正
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✓ これが正解4正 正 誤 誤
解説
aとbが正しく、cは重い症状に使う点、dは範囲の比較が逆で誤り。
手引きの第1章、適切な医薬品選択と受診勧奨の知識で判断します。一般用医薬品は、軽度な疾病に伴う症状の改善などに使われるもので、その範囲を超えると判断される場合には、医療機関の受診を勧めることが大切です。
aは正しい記述です。一般用医薬品を一定期間若しくは一定回数使用しても症状の改善がみられない又は悪化したときには、医療機関を受診して医師の診療を受ける必要があります。bも正しい記述です。情報提供は必ずしも医薬品の販売に結びつけるのでなく、医療機関の受診を勧めたり、医薬品の使用によらない対処を勧めたりすることが適切な場合があります。cは誤りです。高熱や激しい腹痛がある場合など症状が重いときに一般用医薬品を使用することは、一般用医薬品の役割にかんがみて、適切な対処とはいえません。dも誤りです。乳幼児や妊婦等では、通常の成人の場合に比べ、一般用医薬品で対処可能な症状等の範囲は限られてきます。比べる向きが逆です。
したがって、a正・b正・c誤・d誤の組み合わせが正解です。体の弱い人ほど一般用医薬品で対処できる範囲は狭い、と覚えておくと、dのように主語を入れ替えた記述を見抜けます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1正 正 誤 正:dを正しいとしている点が違います。一般用医薬品で対処できる範囲が限られるのは乳幼児や妊婦等のほうで、通常の成人のほうが限られるとするdは比べる向きが逆です。
- 2誤 正 正 誤:aを誤り、cを正しいとしている点が違います。改善しないときは受診が必要というaは正しく、高熱や激しい腹痛など重い症状に一般用医薬品で対処するのは適切とはいえません。
- 3誤 誤 誤 正:aとbを誤り、dを正しいとしている点が違います。改善しないときの受診と販売に結びつけない情報提供は手引きどおりで、対処できる範囲が限られるのは成人ではなく乳幼児や妊婦等です。
- 5正 誤 正 正:bを誤り、cとdを正しいとしている点が違います。受診や医薬品によらない対処を勧めることが適切な場合はあり、重い症状への使用と範囲の比較はどちらも誤りです。
出典:令和6年度 北海道登録販売者試験 午前(北海道)問19(改変:1問ずつ解ける形に加工(肢の番号をそろえ、正誤・穴埋めの表を1行に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、北海道とは関係ありません。
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