平成21年度 春期 午前 問13
コンピュータ構成要素
キャッシュメモリに関する問題
CPU と主記憶との間に置かれるキャッシュメモリにおいて,主記憶のあるブロックを,キャッシュメモリの複数の特定ブロックに対応付ける方式はどれか。
- アセットアソシアティブ方式
- イダイレクトマッピング方式
- ウフルアソシアティブ方式
- エライトスルー方式
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✓ これが正解アセットアソシアティブ方式
解説
主記憶の1ブロックを、キャッシュの複数の枠へ対応づけます。
キャッシュメモリの写像方式は、主記憶のあるブロックをキャッシュのどこに置けるかで分類します。1 つのブロックに対して置き場所の候補が 1 つだけの方式、置き場所の候補が全ての枠になっている方式、そしてこの二つの中間で、あらかじめまとめた小さな組の中の候補にだけ置ける方式、の 3 通りが基本です。設問が問うているのは、主記憶の 1 つのブロックを、キャッシュの中の複数の特定ブロックに対応づけられる方式です。中間の考え方に当たり、置き場所の候補を組にまとめて選択の余地を持たせつつ、探す先を組の中に絞って照合の手間を抑えるやり方になります。両端の方式の弱点をならして扱う点が特徴で、実装でも広く使われています。したがって、この特徴に合うのは中間の方式です。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イダイレクトマッピング方式:主記憶のブロックを、キャッシュのただ 1 つの枠に対応づける方式です。候補が 1 つに固定されるので、複数の特定ブロックへ対応づけるという条件から外れます。
- ウフルアソシアティブ方式:主記憶のブロックを、キャッシュのどの枠にでも置ける方式です。候補が全ての枠に広がるため、候補を組の中に限る中間の方式には当たりません。
- エライトスルー方式:書き込みのたびに主記憶とキャッシュへ同時に反映する方式です。書き込みの手順を定める話であって、主記憶のブロックをどこに置くかを決める写像方式ではありません。
この問題の用語
- キャッシュ一度取り寄せた内容を手元に置いて、次から早く使えるようにする仕組み。CPUとメモリの間や、ブラウザ、DNSなど、さまざまな場所で使われます。
出典:平成21年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問13
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