平成21年度 春期 午前 問35
ネットワーク
広帯域無線アクセスに関する問題
広帯域無線アクセス技術の一つで,最大半径 50 km の広範囲において最大約 75 M ビット/秒の通信が可能であり,周波数帯域幅を 1.25 〜 20 MHz 使用するという特徴をもつものはどれか。
- アiBurst
- イWiMAX
- ウW-CDMA
- エ次世代 PHS
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✓ これが正解イWiMAX
解説
最大半径50km・75Mbpsの広帯域無線アクセスは WiMAX です。
この設問は、名前を挙げられた 4 つの無線技術のうち、最大半径 50 キロメートル程度の広い範囲を対象に、最大約 75Mbps 程度の通信を、1.25 から 20 メガヘルツの帯域幅で行う特徴に合うものはどれかを問うています。ですから、地域を横断する広帯域の無線アクセスとして整備された規格の位置づけに、名前を突き合わせる、という一点で見分けます。半径 50 キロメートルほどをカバーし、可変な帯域幅で数十メガビット毎秒級の通信を行うという性質は、IEEE 802.16 系の広域無線アクセスとして仕様が組み立てられ、業界での呼び名が WiMAX として広く用いられている技術のものです。他の候補は、無線の設計理念や用途規模の位置づけがそれぞれ異なり、この設問の条件に当てはまりません。出題当時は国内でも WiMAX のサービスが提供されていました。その後、IEEE 802.16e 方式による国内の WiMAX サービスは終了しています。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アiBurst:iBurst と述べています。時間軸を細かく区切って通信の粒度を制御する仕組みを備えた別系統の無線通信技術で、半径 50 キロメートル級の広域無線アクセスとして知られる規格とは位置づけが異なります。
- ウW-CDMA:W-CDMA と述べています。携帯電話網の無線区間で使われてきた符号分割多重を基礎に持つ技術で、広域無線アクセスの規格として整備された今回の条件とは、性質と用途の枠組みが違います。
- エ次世代 PHS:次世代 PHS と述べています。もともとの PHS を発展させた高速データ通信の系統で、広域無線アクセスとして整備された規格の枠組みとは、想定する運用形態と性質が異なります。
出典:平成21年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問35
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