過去問解きまくり研究所 ホーム

平成22年度 春期 午前 問10

コンピュータ構成要素

CPIに関する問題

同じ命令セットをもつコンピュータ A と B がある。それぞれの CPU クロック周期,及びあるプログラムを実行したときの CPI(Cycles Per Instruction)は,表のとおりである。そのプログラムを実行したとき,コンピュータ A の処理時間は,コンピュータ B の処理時間の何倍になるか。

〔表〕

               │ CPU クロック周期 │ CPI
コンピュータ A │ 1 ナノ秒         │ 4.0
コンピュータ B │ 4 ナノ秒         │ 0.5
答えと解説を見る

✓ これが正解ウ2

解説

1 命令が 4 ナノ秒と 2 ナノ秒なので 2 倍です。

処理時間は、実行する命令の数に 1 命令あたりのクロック数を掛け、さらにクロック 1 回分の時間を掛けて求めます。設問は同じ命令セットをもつ 2 台で同じプログラムを走らせると断っているので、実行される命令の数は両方で等しく、比を取れば約分で消えてしまいます。残るのは 1 命令あたりにかかる時間だけで、これはクロック周期と CPI の掛け算です。一方は 1 ナノ秒に 4.0 を掛けて 4 ナノ秒、もう一方は 4 ナノ秒に 0.5 を掛けて 2 ナノ秒になります。設問が聞いているのは前者の処理時間が後者の何倍かという向きなので、4 を 2 で割って正解は 2 倍です。命令数を仮に 100 本と置くと 400 ナノ秒と 200 ナノ秒になり、やはり 2 倍で、何本に置き換えても比は変わりません。クロック周期が短いほうが必ず速いとは限らないことを示す、ちょうど逆転した例になっています。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:平成22年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問10

この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)