平成24年度 秋期 午前 問10
コンピュータ構成要素
スタックポインタが示すもの
CPU のスタックポインタが示すものはどれか。
- アサブルーチン呼出し時に,戻り先アドレス及びレジスタの内容を格納するメモリのアドレス
- イ次に読み出す機械語命令が格納されているアドレス
- ウメモリから読み出された機械語命令
- エ割込みの許可状態,及び条件分岐の判断に必要な演算結果の状態
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✓ これが正解アサブルーチン呼出し時に,戻り先アドレス及びレジスタの内容を格納するメモリのアドレス
解説
積んだデータの先頭の番地を指しています。
スタックポインタは、後入れ先出しで使う領域のうち、いま一番上にあたる場所の番地を持っておくレジスタです。サブルーチンを呼ぶと、帰ってくるべき番地や、そのとき使っていたレジスタの内容がその場所へ積まれます。処理が終わって戻るときは、同じ場所から順に取り出します。積んだ順と逆にたどるので、呼出しが何重に入れ子になっても帰り道を間違えません。正解の肢は、まさにこの積み降ろしをする場所の番地だと述べています。四つの肢は、どれもプロセッサの中にある別々のレジスタの説明になっているので、二つの軸で仕分けると迷いません。一つ目の軸は、持っているのが番地なのか、それとも中身そのものなのか。二つ目の軸は、その対象が命令なのかデータなのかです。設問の役目は、番地を持つ側で、しかも対象がデータの側にあたります。この組合せに当てはまるのは一つだけです。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イ次に読み出す機械語命令が格納されているア…:次に実行する命令がどこにあるかを保持する側の役目です。番地を持つという点は共通なので最も紛れますが、指しているのは積み降ろしの場所ではなく、これから取りに行く命令の在り処です。
- ウメモリから読み出された機械語命令:読み出した機械語命令そのものを収める側の役目です。持っているのが番地ではなく中身である点で、設問が聞いている役目とは違う軸に属します。
- エ割込みの許可状態,及び条件分岐の判断に必…:割込みを受け付けてよいかどうかや、直前の計算がゼロになったか桁あふれしたかといった状態をビットで保持する側の役目です。どこにあるかを示す番地ではありません。
出典:平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問10
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