平成25年度 春期 午前 問23
ハードウェア
ウォッチドッグタイマの機能
ウォッチドッグタイマの機能はどれか。
- アあらかじめ設定された一定時間内にタイマがクリアされなかった場合,システム異常とみなしてシステムに通知する。
- イシステム異常を検出した場合,タイマで設定された時間だけ待ってシステムに通知する。
- ウシステム異常を検出した場合,マスカブル割込みでシステムに通知する。
- エシステムが一定時間異常であった場合,上位の管理プログラムをコールする。
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✓ これが正解アあらかじめ設定された一定時間内にタイマがクリアされなかった場合,システム異常とみなしてシステムに通知する。
解説
決めた時間内に合図が来なければ異常とします。
ウォッチドッグタイマは、番犬という名前のとおり、決まった間隔で合図をもらえないと吠える仕掛けです。放っておくと時間を数え続け、満了すれば異常として知らせます。正しく動いているプログラムは、処理の合間に必ずこのタイマを初期値へ戻しに来ますので、満了までたどり着きません。ところが暴走したり止まったりすると、戻しに来る処理そのものが動かなくなり、時間切れが起こります。ここに発想の逆転があります。異常そのものを見つけに行くのではなく、正常なときにだけ現れる合図が途絶えたことを、外側から数えているのです。暴走している当人に異常を報告させることはできませんから、判定の役目をプログラムの外へ出しておきます。知らせる手段には割込みや再起動が使われます。人がすぐに再起動しに行けない機器、たとえば自動車や産業機械のような組込みシステムで、この部品が効いてきます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イシステム異常を検出した場合,タイマで設定…:異常を見つけてから時間を置いて知らせる形になっており、通知を遅らせる装置になってしまいます。この部品の役目は待つことではなく、時間切れそのものを異常の合図として扱うことです。
- ウシステム異常を検出した場合,マスカブル割…:禁止できる種類の割込みで知らせるという記述です。受け取らずに済ませられる経路へ、止まってほしくない知らせを流すのは向きが逆で、この用途では禁止できない経路を使うのが定石です。
- エシステムが一定時間異常であった場合,上位…:上位の管理プログラムを呼び出すという記述は、例外が起きたときの処理の説明にあたります。時間を数えて満了を見張るという、この部品の中心の動きがどこにも入っていません。
出典:平成25年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問23
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