平成25年度 春期 午前 問22
ハードウェア
パッシブ方式RFタグの説明
RFID のパッシブ方式 RF タグの説明として,適切なものはどれか。
- アアンテナから電力が供給される。
- イ可視光でデータ通信する。
- ウ静電容量の変化を捉えて位置を検出する。
- エ赤外線でデータ通信する。
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✓ これが正解アアンテナから電力が供給される。
解説
電池を持たず読取り機の電波から電力を得ます。
RFID は電波を使って物を識別する仕組みで、読取り機とタグのやり取りで成り立ちます。タグには二つの作り方があり、設問が名指しているパッシブ方式は、自前の電池を持たない側です。読取り機が電波を出すと、タグに巻かれたアンテナに電流が生まれ、その電力でタグの中の回路が動いて、記憶している識別子を返します。つまり、電源をどこから得ているかが、この方式を説明する一点になります。電池を積む方式と並べると違いがはっきりします。電池を積めば遠くまで届きますが、厚く高くなり、電池が切れれば使えなくなります。電池を持たない側は届く距離が短いかわりに、薄く安く作れて寿命の心配がありません。交通系のカードや商品に付けるタグが薄い一枚で済むのは、この作りだからです。略語をいったん展開してから選択肢を読む癖をつけると、迷いが減ります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イ可視光でデータ通信する。:目に見える光をやり取りに使う仕組みではありません。名称の先頭が示しているのは電波で、光を使う通信は別系統の技術です。箱や衣類の中にあっても読み取れるのは、光ではないからです。
- ウ静電容量の変化を捉えて位置を検出する。:指が触れた場所を電気的な容量の変化から割り出す、タッチパネルの説明です。ここで読み取るのは、その物が何であるかという識別子であって、どこにあるかを測る道具ではありません。
- エ赤外線でデータ通信する。:目に見えない光を使う通信は、家電のリモコンなどで使われてきた別の規格です。さえぎる物があると届きませんので、包装の中に入れたまま読み取るという使い方には向きません。
出典:平成25年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問22
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