平成26年度 春期 午前 問18
ソフトウェア
仮想記憶に関する問題
仮想記憶方式において,論理アドレスから物理アドレスへの変換を行うのはいつか。
- ア主記憶に存在するページをアクセスするとき
- イページフォールトが発生したとき
- ウページを主記憶にページインするとき
- エページを補助記憶にページアウトするとき
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✓ これが正解ア主記憶に存在するページをアクセスするとき
解説
読み書きするたびに変換します。出し入れは後始末です。
設問は、仮想記憶方式で論理アドレスから物理アドレスへの変換を行うのはいつかを問うています。プログラムが持っているのは論理アドレスだけですから、主記憶を実際に触るには、そのつどページテーブルを引いて物理アドレスに直さなければなりません。つまり変換が起きるのは、主記憶に存在するページを読み書きするとき、言い換えればふつうに動いている間ずっとです。あまりに頻繁に引くので、変換の結果を覚えておく小さな記憶を備えて速度を稼ぐ作りが一般的で、この装置が置かれていること自体が、毎回引いている証拠になります。動きを順に並べると位置づけがはっきりします。論理アドレスで読み書きを求め、ページテーブルを引いて変換し、目当てのページが主記憶にあればそのまま読み書きします。無かったときだけ、場所を空けて運び込むという後始末が入り、それが済んでから変換をやり直します。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イページフォールトが発生したとき:これは変換しようとしたところ、目当てのページが主記憶に無かったという失敗の知らせです。変換を行う場面ではなく、変換ができなかった場面にあたります。
- ウページを主記憶にページインするとき:補助記憶から主記憶へ運び込む操作です。運び終えたあとに対応表を書き換えはしますが、読み書きのために番地を求める処理そのものではありません。
- エページを補助記憶にページアウトするとき:主記憶から追い出す操作で、これも対応表を更新する側の仕事になります。追い出しは空きを作るために行うものであって、番地を求めるために行うものではありません。
出典:平成26年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問18
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