平成27年度 秋期 午前 問11
コンピュータ構成要素
有機ELディスプレイの説明
有機 EL ディスプレイの説明として,適切なものはどれか。
- ア電圧をかけて発光素子を発光させて表示する。
- イ電子ビームが発光体に衝突して生じる発光で表示する。
- ウ透過する光の量を制御することで表示する。
- エ放電によって発生した紫外線で,蛍光体を発光させて表示する。
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✓ これが正解ア電圧をかけて発光素子を発光させて表示する。
解説
電圧をかけると膜そのものが光る自発光方式です。
四つの記述は、どれも実在する表示装置の光り方を述べたものです。したがって、どれが正しい説明文かではなく、どれが有機 EL ディスプレイの説明文かを選ぶ形になります。EL という二文字は、電気をかけると光るという意味の語の頭文字です。字の通りで、有機化合物でできた薄い膜に電圧をかけると、その膜自体が光ります。自分で光るので、背面にあらかじめ光源を置いておく必要がなく、装置を薄くしやすい、黒い部分が沈んで見える、斜めから見ても色が変わりにくい、といった特徴につながります。ここを押さえておくと、表示装置の方式を並べた出題は、自分で光るのか、別に用意した光をどう扱うのかという一点で切り分けられます。液晶との違いを問う形が特に多いので、この対比だけは言葉にして覚えておくと確実です。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イ電子ビームが発光体に衝突して生じる発光で…:電子の流れを当てて光らせる方式で、奥行きのある受像管を使う装置で長く用いられてきました。薄い膜に電圧をかけて光らせる仕組みとは、光を生む道筋が違います。
- ウ透過する光の量を制御することで表示する。:液晶の説明です。液晶そのものは光を出さず、背面から届く光を画素ごとにどれだけ通すかを加減して絵を描きます。自分で光るかどうかが分かれ目になります。
- エ放電によって発生した紫外線で,蛍光体を発…:放電で生じた紫外線を蛍光体に当てて光らせる方式です。光る元をいったん別に作っている点で、電圧をかけた膜がそのまま光る仕組みとは異なります。
出典:平成27年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問11
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