平成27年度 秋期 午前 問71
システム戦略
アクセシビリティの説明
アクセシビリティを説明したものはどれか。
- ア住民基本台帳の情報をコンピュータネットワークで管理することによって,住民サービスの向上と行政事務処理の合理化を図ること
- イ仕様が異なるコンピュータ間で,ネットワークなどを通じてそれぞれが管理するソフトウェアやデータを利用する際の相互運用性のこと
- ウ製品や食料品など,生産段階から最終消費段階又は廃棄段階までの全工程について,履歴の追跡が可能であること
- エソフトウェアや情報サービス,Web サイトなどを,高齢者や障害者を含む誰もが利用可能であること
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✓ これが正解エソフトウェアや情報サービス,Web サイトなどを,高齢者や障害者を含む誰もが利用可能であること
解説
誰でも辿り着けるかを問う性質です。
語尾の似た言葉が並ぶ問いなので、語尾ではなく、何を対象にした性質かで切ります。アクセシビリティの元になる語は、近づく、辿り着くという意味です。対象は使う人の側ですから、正解は、ソフトウェアや情報サービス、Web サイトなどを、高齢者や障害者を含む誰もが利用できることを述べた説明です。目が見えにくい人、耳が聞こえにくい人、手を使いにくい人も含めて、同じ情報に辿り着けるかを問います。具体的には、画像に代わりの文字を添えること、文字の大きさを変えられること、音声で読み上げられること、キーボードだけで操作できることなどが挙がります。ユーザビリティと混ぜないように気をつけます。あちらは使いやすさの度合いを問いますが、こちらはそもそも使えるかどうかを問います。使いやすさの手前に、使えるかどうかがあるという順序です。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア住民基本台帳の情報をコンピュータネットワ…:住民基本台帳の情報をネットワークで管理し、住民への応対と行政の事務処理を効率よくするという内容です。特定の行政の仕組みの説明であって、性質の名前を答えていません。
- イ仕様が異なるコンピュータ間で,ネットワー…:仕様の異なるコンピュータが、互いに管理するソフトウェアやデータを利用できる性質のことです。つながる相手がコンピュータどうしであり、使う人の側を向いていません。
- ウ製品や食料品など,生産段階から最終消費段…:製品や食料品が、生産から最終の消費、あるいは廃棄までの全工程で履歴を追える性質です。これはトレーサビリティで、対象がモノの来歴であって人ではありません。
この問題の用語
- 廃棄使わなくなった機器や書類を、処分することをいいます。記録が残る装置は、全領域を上書きしてから引き渡します。
- 工程仕事を進める順序と段取りのまとまりを指します。図表にして管理し、重要な期日や作業の順序、進み具合を目に見える形にします。
出典:平成27年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問71
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 春期 午前 問80:このRoHS指令の目的(廃棄)
- 令和6年度 秋期 午前 問57:入出力データの管理方針の例(廃棄)
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- 令和5年度 秋期 午前 問77:除却損に関する問題(廃棄)
- 令和4年度 春期 午前 問80:このRoHS指令の目的(廃棄)
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