平成29年度 秋期 午前 問22
コンピュータ構成要素
ウォッチドッグタイマの機能
組込みシステムにおける,ウォッチドッグタイマの機能はどれか。
- アあらかじめ設定された一定時間内にタイマがクリアされなかった場合,システム異常とみなしてシステムをリセット又は終了する。
- イシステム異常を検出した場合,タイマで設定された時間だけ待ってシステムに通知する。
- ウシステム異常を検出した場合,マスカブル割込みでシステムに通知する。
- エシステムが一定時間異常であった場合,上位の管理プログラムを呼び出す。
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✓ これが正解アあらかじめ設定された一定時間内にタイマがクリアされなかった場合,システム異常とみなしてシステムをリセット又は終了する。
解説
一定時間内にクリアされないと異常と見なして立て直します。
設問は、組込みシステムにおけるウォッチドッグタイマの機能を選ばせています。分かれ目は、異常を見つける主体がこの装置自身なのか、それとも別のどこかなのかという一点です。この装置は、あらかじめ設定された一定時間を数えており、正常に動いているプログラムはその途中で定期的にタイマをクリアします。クリアが来ないまま時間を数え切ったときに、システム異常とみなしてリセット又は終了する、という働きが当てはまります。言い換えると、異常そのものを直接見張るのではなく、正常であることの合図が途切れたことを手がかりにする、裏返しの見張り方です。組込みシステムには、固まった様子を見て電源を入れ直してくれる人がそばにいないため、自動で立て直すこの仕掛けが必要です。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イシステム異常を検出した場合,タイマで設定…:異常を見つける役目が別のどこかに置かれており、この装置は知らせるまでの間を数えるだけになっています。合図の途切れを自分でとらえる働きが抜け落ちています。
- ウシステム異常を検出した場合,マスカブル割…:こちらも発見者が別にいる前提で、しかも遮断できる種類の割込みで知らせるという形です。暴走の最中は割込みを禁じたままのことがあり、肝心なときに届きません。
- エシステムが一定時間異常であった場合,上位…:一定時間おかしな状態が続いたら上位の管理プログラムを呼ぶという筋書きで、やはり異常はすでに判明しています。見張りの主体がこの装置になっていません。
出典:平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問22
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