令和2年度 10月 午前 問11
システム構成要素
アクティブシャッタ方式の説明
3D 映像の立体視を可能とする仕組みのうち,アクティブシャッタ方式の説明として,適切なものはどれか。
- ア専用の特殊なディスプレイに右目用,左目用の映像を同時に描画し,網目状のフィルタを用いてそれぞれの映像が右目と左目に入るようにして,裸眼立体視を可能とする。
- イディスプレイに赤色と青色で右目用,左目用の映像を重ねて描画し,一方のリム(フレームにおいてレンズを囲む部分)に赤,他方のリムに青のフィルタを付けた眼鏡で見ることによって,立体視を可能とする。
- ウディスプレイに右目用,左目用の映像を交互に映し出し,眼鏡がそのタイミングに合わせて左右それぞれ交互に透過,遮断することによって,立体視を可能とする。
- エディスプレイに右目用,左目用の映像を同時に描画し,フィルタを用いてそれぞれの映像の光の振幅方向を回転して,透過する振幅方向が左右で異なる偏光眼鏡で見ることによって,立体視を可能とする。
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✓ これが正解ウディスプレイに右目用,左目用の映像を交互に映し出し,眼鏡がそのタイミングに合わせて左右それぞれ交互に透過,遮断することによって,立体視を可能とする。
解説
眼鏡側が電気で開閉して左右を交互に見せる方式です。
立体視の方式を選ぶときは、右目用と左目用の映像を分ける仕掛けがどこにあるかで見分けます。設問のアクティブシャッタ方式は、映像側と眼鏡側の両方で工夫を分担する形で、ディスプレイに右目用と左目用の映像を短い間隔で交互に映し出し、これに合わせて眼鏡側のシャッタが左右交互に開閉することで、それぞれの目に対応する映像だけが届くようにします。アクティブという名の通り、眼鏡が電気で動く点が特徴で、電気で動かない偏光眼鏡の方式や、色フィルタの眼鏡で分ける方式、あるいはディスプレイ側だけの工夫で眼鏡が不要な方式とは仕掛けが違います。ですから、ディスプレイと眼鏡の同期が必要という表現や、シャッタで交互に遮るという表現があるかどうかを手がかりに読み分けます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア専用の特殊なディスプレイに右目用,左目用…:特殊なディスプレイに右目用と左目用の映像を同時に描画し、網目状のフィルタを用いて裸眼で立体視を可能にすると書かれています。眼鏡を使わない方式で、電気で開閉するシャッタが登場せず、アクティブシャッタ方式の仕掛けとは違います。
- イディスプレイに赤色と青色で右目用,左目用…:ディスプレイに赤色と青色で映像を重ねて描画し、赤と青のフィルタを付けた眼鏡で見ると書かれています。色フィルタで左右を分ける方式で、眼鏡はフィルタを固定的に装着するだけであり、電気で開閉する仕掛けは含まれません。
- エディスプレイに右目用,左目用の映像を同時…:ディスプレイに映像を同時に描画し、光の振幅方向を回転させ、偏光眼鏡で見ると書かれています。偏光で左右を分ける方式で、眼鏡側は電気で動かず光の向きを選ぶ受動的な仕組みなので、アクティブシャッタ方式には当たりません。
出典:令和2年度 10月 応用情報技術者試験 午前 問11
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