令和2年度 10月 午前 問46
開発技術
UMLのアクティビティ図の特徴
UML のアクティビティ図の特徴はどれか。
- ア多くの並行処理を含むシステムの,オブジェクトの振る舞いが記述できる。
- イオブジェクト群がどのようにコラボレーションを行うか記述できる。
- ウクラスの仕様と,クラスの間の静的な関係が記述できる。
- エシステムのコンポーネント間の物理的な関係が記述できる。
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✓ これが正解ア多くの並行処理を含むシステムの,オブジェクトの振る舞いが記述できる。
解説
並行する処理の流れを描ける図が該当します。
この設問は、UML で定めた図のうち、アクティビティ図の特徴を述べているのはどれかを選ぶ問いです。ですから、その図が扱う対象と描き方の粒度という一点で見分けます。ここで扱っているのは、処理そのものの流れです。手続きの並びを描くだけでなく、複数の道が同時に走る様子や分岐と合流を横棒で表せるところが特徴で、業務の手順のように多くの並行処理が入り混じる対象に向きます。ほかの記述は、対象の集まりが役割を分担して呼び合う関わりを描く図、対象そのものの骨組みや対象どうしの静的な関係を描く図、システムを構成する部品の実際の据え付けを描く図を述べたもので、扱う対象がそれぞれ別のものです。ですから、処理の流れの上で並行を描くのか、部品の据え付けを描くのか、対象の骨組みを描くのか、というふうに一段目の軸で切り分けてください。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イオブジェクト群がどのようにコラボレーショ…:対象の集まりが互いに役割を持ち、呼び合いながら仕事を組み立てる様子を描く図の特徴を述べています。扱うのは対象どうしの関わりであり、処理の流れと並行を描く図とは対象の階層が別のものです。
- ウクラスの仕様と,クラスの間の静的な関係が…:対象そのものの骨組みや、対象どうしの静かな関係を書き表す図の特徴を述べています。動きの中に入らず、変わらない構造を描く役目であり、流れと並行を描く図とは目的そのものが違います。
- エシステムのコンポーネント間の物理的な関係…:システムを構成する部品を、どこにどう据え付けるかという物としての関わりを描く図の特徴を述べています。扱うのは配置の関係であり、業務の流れの中で走る処理の並行を描く図とは対象が別です。
出典:令和2年度 10月 応用情報技術者試験 午前 問46
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