令和4年度 春期 午前 問6
ソフトウェア
再入可能プログラムの特徴
再入可能プログラムの特徴はどれか。
- ア主記憶上のどのアドレスから配置しても,実行することができる。
- イ手続の内部から自分自身を呼び出すことができる。
- ウ必要な部分を補助記憶装置から読み込みながら動作する。主記憶領域の大きさに制限があるときに,有効な手法である。
- エ複数のタスクからの呼出しに対して,並行して実行されても,それぞれのタスクに正しい結果を返す。
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✓ これが正解エ複数のタスクからの呼出しに対して,並行して実行されても,それぞれのタスクに正しい結果を返す。
解説
複数のタスクから同時に呼ばれても正しく動きます。
設問は、再入可能プログラムの特徴に当たる記述を、四つの中から選ばせています。並んでいるのは名前の似た性質三つと記憶の使い方の工夫一つなので、見分けの軸は、その記述が誰の呼び出しを問題にしているか、という一点だけです。再入という語の入は、呼び出しが入ってくるという意味です。つまり複数のタスクが入れ違いに入ってきても壊れないことが、この性質の核になります。正解の記述は、複数のタスクからの呼出しに対して並行して実行されても、それぞれのタスクに正しい結果を返す、というものです。これを成り立たせる仕組みは、書き換える領域をタスクごとに分けて持ち、命令の部分は共有したまま書き換えないという作りです。なお同時に呼ばれても正しいのであれば、続けて呼び直しても当然正しく動きます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア主記憶上のどのアドレスから配置しても,実…:主記憶上のどのアドレスから配置しても実行できるという記述です。置き場所を選ばないという別の性質を述べたもので、呼び出しが重なる場面についての説明ではありません。
- イ手続の内部から自分自身を呼び出すことがで…:手続の内部から自分自身を呼び出すことができるという記述です。呼ぶ側と呼ばれる側が同じという性質であり、他のタスクが同時に入ってくる場面とは話の筋が違います。
- ウ必要な部分を補助記憶装置から読み込みなが…:必要な部分を補助記憶装置から読み込みながら動作するという記述です。主記憶の大きさが足りないときに入れ替えて使う工夫であって、プログラム自体の性質ではありません。
出典:令和4年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問6
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