令和4年度 春期 午前 問30
データベース
データマイニングの説明
ビッグデータの利用におけるデータマイニングを説明したものはどれか。
- ア蓄積されたデータを分析し,単なる検索だけでは分からない隠れた規則や相関関係を見つけ出すこと
- イデータウェアハウスに格納されたデータの一部を,特定の用途や部門用に切り出して,データベースに格納すること
- ウデータ処理の対象となる情報を基に規定した,データの構造,意味及び操作の枠組みのこと
- エデータを複数のサーバに複製し,性能と可用性を向上させること
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✓ これが正解ア蓄積されたデータを分析し,単なる検索だけでは分からない隠れた規則や相関関係を見つけ出すこと
解説
溜めた中から隠れた規則を掘ります。
設問は、ビッグデータの利用におけるデータマイニングを説明したものを選ばせています。マイニングは採掘という意味ですから、見分けの軸は、その説明が、既に溜まっている大量の記録を掘って、そのままでは見えない規則や関係を取り出すと述べているか、という一点だけです。正解は、蓄積されたデータを分析し、単なる検索だけでは分からない隠れた規則や相関関係を見つけ出すことという説明で、採掘という語の意味とそのまま重なります。四つとも実在の用語の説明なので、集めて溜める段、使う分を切り出す段、掘って規則を出す段という段取りの順に並べ直すと迷いません。設問が問うているのは最後の段、つまり分析そのものです。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イデータウェアハウスに格納されたデータの一…:データウェアハウスに格納された内容の一部を、特定の用途や部門用に切り出して別のデータベースに納めることという説明です。掘り出す前の下ごしらえに当たり、分析そのものではありません。
- ウデータ処理の対象となる情報を基に規定した…:処理の対象となる情報を基に規定した、構造、意味及び操作の枠組みのことという説明です。どう表すかを定める設計上の考え方であって、記録から新たな知見を引き出す作業ではありません。
- エデータを複数のサーバに複製し,性能と可用…:同じ内容を複数のサーバに複製し、性能と可用性を向上させることという説明です。備えを厚くして止まりにくくする仕組みであり、中身を掘り下げて調べる話には触れていません。
この問題の用語
- データマイニング大量のデータから、統計の手法などで新しい傾向を見つけ出す手順です。買い物の履歴から売れ筋の組み合わせを見つける、といった使い方をします。
- データウェアハウス意思決定に使うために、社内の大量のデータを整理してひとところにためたもの。分析の材料として長く残します。
- ビッグデータ量が多く、種類もさまざまで、次々に発生し続けるデータのまとまり。これまでのやり方では扱いきれない規模になります。
- 分析集めたデータを細かく分けて、何がどう関わっているかを読み取ること。量が増えるほど、扱う道具も考え方も変わります。
- 部門組織の中で、仕事の種類や担当ごとに分けられたまとまりです。専門ごとに分ける分け方と、製品や地域ごとに分ける分け方があります。
- データベースたくさんのデータを決まった形で貯め、探したり書き換えたりできるようにした仕組み。多くの人が同時に使うことを前提にしています。
- 可用性使いたいときに情報や仕組みを使える状態が保たれていること。情報セキュリティの三要素の一つで、システムでは稼働率で表します。
出典:令和4年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問30
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 秋期 午前 問55:サービス可用性管理に関する問題(可用性)
- 令和6年度 秋期 午前 問76:ベイズ統計の説明(ビッグデータ)
- 令和6年度 春期 午前 問28:スタースキーマに関する問題(データウェアハウス)
- 平成29年度 秋期 午前 問30:データマイニングの説明(データマイニング)
- 平成26年度 秋期 午前 問29:データマイニングの説明(データマイニング)
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