令和5年度 秋期 午前 問33
ネットワーク
pingに関する問題
TCP/IP 環境において,ping によってホストの接続確認をするときに使用されるプロトコルはどれか。
- アCHAP
- イICMP
- ウSMTP
- エSNMP
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✓ これが正解イICMP
解説
頭字語を開くと役割が出てきます。
設問は、TCP/IP 環境で ping によってホストの接続確認をするときに使われるプロトコルを問うています。四つの略号が並ぶ設問は、頭字語を日本語に開くだけでたいてい決まります。正解は ICMP で、Internet Control Message Protocol の頭文字です。制御の知らせを運ぶ決まりという意味で、IP の通信が届かない、時間切れになった、経路が無いといった様子を伝える役割をもちます。ping はこのうちエコー要求を送り、エコー応答が返るかどうかを見る道具なので、この決まりの上に立っています。返れば相手まで往復できたことになり、往復にかかった時間も測れるので遅さの目安にもなります。なお ICMP は IP の上に直に乗るためポート番号をもちません。ping にポートの指定が無いのはそのためです。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アCHAP:CHAP は Challenge Handshake Authentication Protocol の頭文字で、認証にあたる語が入っています。毎回変わる文字列を投げて応答で相手を確かめる決まりであり、到達性を測る道具ではありません。
- ウSMTP:SMTP は Simple Mail Transfer Protocol の頭文字で、開くとメールの転送が現れます。電子メールを送るための決まりなので、ホストまで届くかどうかを尋ねる働きは持っていません。
- エSNMP:SNMP は Simple Network Management Protocol の頭文字で、管理にあたる語が入っています。機器の負荷や回線の状態を管理する側が取りに行く決まりで、様子を見る点は似ていても、誰が何を聞くかが違います。
この問題の用語
- TCP相手に届いたかを確かめながら送る、信頼性を重んじた通信の約束事です。ポート番号でアプリを見分け、届かない分は送り直します。
- プロトコル通信するときの、決まりごとや手順のまとまりのことをいいます。送る側と受ける側が同じものに従うことで、やり取りが成り立ちます。
- SMTP電子メールを送り出すときに使う取り決め。受け取る側の取り決めとは別なので、送信と受信で設定が分かれます。
出典:令和5年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問33
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 秋期 午前 問43:ポートスキャンに関する問題(TCP)
- 令和7年度 秋期 午前 問34:ループに関する問題(TCP)
- 令和7年度 春期 午前 問33:ウェルノウンポートに関する問題(SMTP)
- 令和6年度 秋期 午前 問38:IPアドレス空間に関する問題(SMTP)
- 令和6年度 春期 午前 問41:WAFによる防御が有効な攻撃(SMTP)
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