システム戦略|システム監査技術者試験
この分野には 1問あります。くり返し出ているものから並べています。
経営戦略から情報化戦略へ、上から順に下ろす
システム戦略の出発点は経営戦略です。情報システムは経営の目的を達成するための手段なので、まず経営戦略があり、それを支える形で情報化戦略が立てられ、そこから個々のシステムの企画や開発へと具体化されていきます。この順番を逆にしないことが、この分野の基本の見方です。
この流れの最上位で責任を負うのがCIO(最高情報責任者)です。CIOは経営陣の一員として、経営戦略を支援するための情報化戦略を立案し、企業全体の情報資源への投資効果が最適になるよう計画を定めます。個々の部門の都合ではなく、全社を見渡した全体最適の立場に立つ点が特徴です。
同じ情報システムに関わる仕事でも、立場によって役割は分かれます。情報システム部門は開発や運用を担い、状況を把握して改善点を見つけます。利用者からの問合せやトラブルの報告を受けて担当者に指示を出すのは、運用やサポートの側の仕事です。システム監査人は、独立した立場から情報システムが健全に機能しているかを点検し、助言を与えます。
役割を見分けるときは、その仕事が経営の水準か、運用の水準か、点検の水準かを問います。投資の配分や情報化の方向付けといった全社の意思決定はCIO、日々の改善や指示は情報システム部門、評価と助言は監査、と水準ごとに当てはめると混同しにくくなります。
この分野で出た問題
正解と解説は、答え合わせのあとに出ます。
年度から解く
この分野の問題は 1年度ぶんの試験から出ています。いちばん新しいのは平成22年度 春期です。年度別に解くと、回ごとにまとめて解けます。