平成25年度 春期 午前Ⅱ 問23
システム構成要素
ストレージ資源を仮想化することによって,利用者には希望する磁気ディスク容量を割り当てたように見せているが,実際には使用している容量だけを割り当てることによって,ストレージ資源を有効活用しているものはどれか。
- アコンソリデーション
- イシンプロビジョニング
- ウスケールアウト
- エライブマイグレーション
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✓ これが正解イシンプロビジョニング
解説
使った分だけ実容量を割り当てる仮想化は、シンプロビジョニングです。
シンプロビジョニングは、利用者に対しては希望する大きさの論理的なディスク容量を割り当てたように見せ、物理的な容量は実際にデータが書き込まれた分だけ割り当てる仕組みです。利用者が最初から大きめの容量を求めても、使っていない部分は物理容量を消費しないので、ストレージ全体を無駄なく使えます。物理容量が足りなくなりそうになったら、あとからディスクを追加して補います。見かけの割当てと実際の割当てを切り離す点がこの方式の核心だと押さえると、設問文と結び付けられます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アコンソリデーション:コンソリデーションは、複数のサーバやストレージを集約して台数を減らし、運用や設備の効率を上げることです。集約による統合を指す言葉で、見かけの容量と実際の割当てを分ける仕組みではありません。
- ウスケールアウト:スケールアウトは、サーバの台数を増やして処理能力を高める考え方です。性能や容量を足していく方向の話で、使っている分だけ容量を割り当てて資源を節約する仕組みとは別物です。
- エライブマイグレーション:ライブマイグレーションは、稼働中の仮想マシンを止めずに別の物理サーバへ移す技術です。仮想マシンの移動に関する言葉であり、ディスク容量の割当て方を表すものではありません。
この問題の用語
- ストレージデータを保存しておく装置のことで、内蔵のディスクなどを指します。HDDやSSDのほか、ネットワーク越しに使う形のものもあります。
- 磁気ディスクデータを磁気で記録する装置で、ハードディスクなどが当たります。複数台を組み合わせ、故障しても復旧できるようにする使い方があります。
出典:平成25年度 春期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ 問23
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 秋期 午前Ⅱ 問23:RAID6に関する問題(磁気ディスク)
- 令和4年度 秋期 午前Ⅱ 問22:シンプロビジョニングの説明(ストレージ)
- 令和3年度 秋期 午前Ⅱ 問17:ストアドプロシージャに関する問題(ストレージ)
- 平成28年度 春期 午前Ⅱ 問22:ストライピングに関する問題(磁気ディスク)
- 平成23年度 特別 午前Ⅱ 問22:SANに関する問題(ストレージ)
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