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第40回 午前 問60

食べ物と健康

食品の加工で利用される酵素に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。

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✓ これが正解1アミラーゼは、果汁の清澄化に用いられる。

解説

果汁の清澄化に使うのはアミラーゼではなくペクチナーゼです。

食品加工に使う酵素は、酵素が何を分解・合成するかと、その結果どんな加工に役立つかで判断します。果汁の濁りの主な原因はペクチンなので、清澄化に使われる代表的な酵素はペクチンを分解するペクチナーゼです。アミラーゼはでんぷんを分解する酵素で、果汁の清澄化に用いる酵素とする記述は誤りです。

ほかの記述は正しい組合せです。ナリンギナーゼは柑橘類の苦味成分ナリンギンを分解し、レンニン(キモシン)は乳のカゼインを凝固させてチーズづくりに、トランスグルタミナーゼはたんぱく質どうしを結びつけて成型肉に、インベルターゼはしょ糖を分解して転化糖の製造に使われます。

酵素名は基質の名前にアーゼを付けた形が多いので、ペクチンならペクチナーゼ、ナリンギンならナリンギナーゼのように、基質から逆にたどると見分けやすくなります。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第40回 管理栄養士国家試験 午前(厚生労働省)問60(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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