平成27年度 春期 午前Ⅱ 問11
ミドルウェア
サーバでの実行を前提とした,オブジェクト指向技術に基づいたコンポーネントソフトウェアの仕様はどれか。
- アEAI(Enterprise Application Integration)
- イEJB(Enterprise JavaBeans)
- ウERP(Enterprise Resource Planning)
- エUML(Unified Modeling Language)
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✓ これが正解イEJB(Enterprise JavaBeans)
解説
EJBは、サーバ上で動くJavaのコンポーネントの仕様です。
EJBは、Javaで書いた部品をサーバ側で動かすためのコンポーネントの仕様です。見分ける軸は、四つの名前がそれぞれ何の種類の言葉かです。EJBでは、業務の処理をオブジェクトとして部品にし、それをサーバ上の実行環境に載せて動かします。トランザクションの管理など共通の仕組みは実行環境が引き受けるので、開発者は業務の処理に集中できます。サーバでの実行を前提にしていること、オブジェクト指向の部品であること、仕様であることの三つがそろうのはEJBだけです。名前の最後のBeansが部品を指す、と結び付けて覚えると思い出しやすくなります。出題当時のEJBはJava EEの仕様の一つで、Java EEはEclipse Foundationへ移管されてJakarta EEとなり、EJBもJakarta Enterprise Beansとして引き継がれています。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アEAI(Enterprise Appli…:EAIは、企業の中で別々に作られたアプリケーションどうしをつなぎ、データや処理を連携させる考え方です。システムを統合する手法を指す言葉であり、部品にしたソフトウェアの仕様ではありません。
- ウERP(Enterprise Resou…:ERPは、販売・生産・会計などの経営資源を一元的に管理し、企業全体で有効に活用しようとする考え方です。それを実現する業務パッケージを指すこともありますが、コンポーネントの仕様ではありません。
- エUML(Unified Modeling…:UMLは、オブジェクト指向での設計を、クラス図などの図で表すための記法を定めたものです。図の描き方の取決めであり、サーバで動かす部品の仕様ではありません。
この問題の用語
- ERP会計や人事、生産といった社内の業務データを一つにまとめて管理するしくみです。部門ごとにばらばらだった情報を、全社で共有できます。
出典:平成27年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問11
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