平成21年度 秋期 午前 問34
データベース
媒体障害に関する問題
媒体障害発生時にデータベースを復旧するために使用するファイルは主に二つある。一つはバックアップファイルであるが,あと一つはどれか。
- アトランザクションファイル
- イマスタファイル
- ウロールバックファイル
- エログファイル
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✓ これが正解エログファイル
解説
バックアップと組んで使うのは更新の記録です。
媒体障害とは、記憶している装置そのものが壊れて、データベースが読めなくなった状態のことです。いま入っている中身は当てにできないので、別に取ってあったものから作り直すことになります。この作り直しは二段構えになります。一段目でバックアップファイルを書き戻すと、それを取った時点の姿までは戻ります。しかしその後に行われた更新は失われたままなので、二段目としてそれらを順に当て直し、障害の直前まで追いつかせる必要があります。そこで欠かせないのが、いつ何をどう変えたかを残しておいた記録です。ですから軸は、そのファイルが更新の履歴を持っているかどうかという一点になります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アトランザクションファイル:業務上のやりとりを集めておく入力用のファイルで、まとめて処理するときの材料になります。データベースの更新の履歴を残すために作られたものではありません。
- イマスタファイル:商品や取引先のような、業務の土台となる情報を保持するファイルです。復旧の手順で使う道具ではなく、むしろ壊れたときに取り戻したい側のデータにあたります。
- ウロールバックファイル:取り消しという処理そのものは実在しますが、そのためだけのファイルが別に用意されているわけではありません。取り消すときに読むのも、同じ更新の記録です。
この問題の用語
- データベースたくさんのデータを決まった形で貯め、探したり書き換えたりできるようにした仕組み。多くの人が同時に使うことを前提にしています。
- バックアップ失っても元に戻せるよう、データの複製を別に取っておくこと。取るだけでなく、戻せるかを確かめておくのが要点です。
- トランザクションデータベースへの一連の処理をひとまとめにした単位のこと。途中で失敗すると開始前の状態へ戻され、中途半端な更新が残りません。
- ログいつ誰が何をしたかを、機器やソフトウェアが自動で残していく記録です。あとから出来事をたどれるので、事故の調査や不正の発見に使われます。
出典:平成21年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問34
同じ用語が出る問題
- 令和8年度 科目A 問20:著作者人格権に関する問題(バックアップ)
- 令和6年度 科目A 問7:原子性に関する問題(トランザクション)
- 令和5年度 科目A 問7:ACIDに関する問題(トランザクション)
- 令和元年度 秋期 午前 問19:バックアップに関する問題(バックアップ)
- 平成31年度 春期 午前 問60:バックアップに関する問題(バックアップ)
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