平成30年度 春期 午前 問20
ソフトウェア
MapReduceに関する問題
多数のサーバで構成された大規模な分散ファイルシステム機能を提供し,MapReduce による大規模データの分散処理を実現する OSS はどれか。
- アApache Hadoop
- イApache Kafka
- ウApache Spark
- エApache Storm
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✓ これが正解アApache Hadoop
解説
分散ファイルシステムとMapReduceを備えます。
設問が求めているのは二つの働きを合わせて備えたものです。多数のサーバにまたがってファイルを預かる仕組みと、MapReduceという枠組みで大量のデータを手分けして処理する仕組みでした。この二つを基盤として提供しているのがApache Hadoopです。だからApache Hadoopが当たります。Apache Kafkaは、次々に届く出来事の記録を受け取って流していく役目で知られています。預かる場と手分けの枠組みを合わせて備えるという条件には当てはまりません。Apache Sparkは、データを記憶装置の上に載せたまま繰り返し計算する速さで知られています。計算する側に寄っており、ファイルを預かる基盤そのものは別に用意されました。Apache Stormは、絶え間なく流れてくるデータをその場で処理し続ける役目で知られています。ためてから手分けするのではなく、通りすがりに扱う形でした。二つの働きを合わせて備えるという条件に、三つとも当てはまりませんでした。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イApache Kafka:Apache Kafkaを挙げています。発生し続ける出来事の記録を受け取り、必要な相手へ渡していく役目で知られていました。受け渡しの通り道にあたります。多数のサーバでファイルを保管する基盤と、手分けの枠組みとを兼ね備えたものではありません。
- ウApache Spark:Apache Sparkを挙げています。読み込んだ内容を主記憶に置いたまま何度も計算し、速く終わらせる仕組みで知られていました。担っているのは計算のほうです。保管の基盤は別のものに任せる形なので、設問の二つを合わせて備えてはいません。
- エApache Storm:Apache Stormを挙げています。切れ目なく届くデータを、その場その場で処理し続ける役目で知られていました。ためてから一括で手分けする枠組みとは進め方が違います。ファイルを預かる仕組みを備えたものでもありませんでした。
この問題の用語
- 分散処理一つの仕事を複数のコンピュータで分担して行う方式です。役割を分けて協調するクライアントサーバも、この形の一つです。
出典:平成30年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問20
同じ用語が出る問題
- 平成30年度 秋期 午前 問14:キャパシティプランニングの問題(分散処理)
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