平成31年度 春期 午前 問57
サービスマネジメント
ディスク障害時に,フルバックアップを取得してあるテープからディスクにデータを復元した後,フルバックアップ取得時以降の更新後コピーをログから反映させてデータベースを回復する方法はどれか。
- アチェックポイントリスタート
- イリブート
- ウロールバック
- エロールフォワード
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✓ これが正解エロールフォワード
解説
復元した後、記録から更新後の値を進めて追いつかせます。
障害からの回復は、どこまで戻すかで方法が分かれます。問いの場面では、装置そのものが壊れています。ですから、まずバックアップから中身を書き戻します。書き戻した時点は、控えを取った時刻のままです。その後の更新は、まだ反映されていません。そこで、記録に残った更新後の値を順に当てていきます。時間を前へ進める向きなので、前進の回復と呼びます。これがロールフォワードです。正解の肢は、この控えと記録を組み合わせた回復を指します。逆に、途中でやめた処理を取り消す向きもあります。そちらは更新前の値を当てて、始めた時点へ戻します。区切りごとに再開する仕組みは、また別の考え方です。装置を入れ直す操作は、回復の方法ではありません。進めるか、戻すかで二つは向きが反対です。記録は控えとは別の装置へ書き出しておきます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アチェックポイントリスタート:区切りの時点から処理を再開する仕組みです。長い処理を途中から続けるために使います。控えから書き戻す前提ではありません。装置の故障を想定していません。処理の再開が目的です。扱う単位が仕事です。長時間の処理で使います。
- イリブート:機器を立ち上げ直す操作のことです。止まった状態を解くために行います。データを元へ戻す働きはありません。壊れた装置の中身は返ってきません。回復の方法とは呼べません。操作の名前です。電源を入れ直すだけの行いです。中身は戻りません。
- ウロールバック:更新前の値を当てて、始めた時点へ戻します。途中でやめた処理を取り消すときに使います。時間を進める向きではありません。控えから書き戻す手順とも組みません。矛盾を消すのが狙いです。向きが逆です。途中で止めた処理に使います。
この問題の用語
- フルバックアップ対象のデータを毎回まるごと保存する方式。1回にかかる時間は長くなりますが、復元はその1本だけで済みます。
- ログいつ誰が何をしたかを、機器やソフトウェアが自動で残していく記録です。あとから出来事をたどれるので、事故の調査や不正の発見に使われます。
- データベースたくさんのデータを決まった形で貯め、探したり書き換えたりできるようにした仕組み。多くの人が同時に使うことを前提にしています。
出典:平成31年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問57
同じ用語が出る問題
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