平成30年度 秋期 午前 問56
サービスマネジメント
初期プログラムロードに関する問題
システム障害が発生したときにシステムを初期状態に戻して再開する方法であり,更新前コピー又は更新後コピーの前処理を伴わないシステム開始のことであって,初期プログラムロードとも呼ばれるものはどれか。
- アウォームスタート
- イコールドスタート
- ウロールバック
- エロールフォワード
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✓ これが正解イコールドスタート
解説
続きからやり直すのか、初めから立て直すのかで分かれます。
障害の後の立て直しには、大きく二つのやり方があります。一つは、直前の写しを使って続きから戻す進め方です。もう一つは、写しを使わず初めの状態から立ち上げる進め方です。設問は前処理を伴わないと言っているので、後者にあたります。だから、コールドスタートと述べた肢が当たります。初期プログラムロードという別名も、設問に書かれています。ウォームスタートを挙げた肢は、前の状態を引き継ぐ進め方です。更新の前後の写しを使うので、前処理を伴います。戻す向きの語を挙げた肢が扱うのは、記録のほうです。更新の前の写しを当てて、取引を無かったことにします。進める向きの語も、やはり記録に関わる手立てでした。後の写しのほうを当てれば、失われた分を取り戻せます。三つの誤りは、引き継ぐ形と、戻す形と、進める形でした。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アウォームスタート:温かい側の名を挙げています。前の状態を引き継いで立ち上げる進め方です。止まる前の続きから動き出します。更新の前後の写しを使うので、前処理を伴います。引き継ぐ形を問われたなら、こちらが答えです。設問の条件と合いません。
- ウロールバック:戻す向きの名を挙げています。更新の前の写しを当てて、取引を無かったことにします。やり直す先は取引の手前です。記録の整合を保つための手立てです。取消しを問われたなら、こちらが答えになります。立ち上げ方の話ではありません。
- エロールフォワード:進める向きの名を挙げています。更新の後の写しを当てて、失われた分を取り戻します。進める先は止まった時点です。こちらも記録を扱うための手立てです。復元を問われたなら、こちらが答えになります。やはり立ち上げ方ではありません。
出典:平成30年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問56
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