第109回 午前 問4
保健統計学
人口動態統計に関する問題
令和2年(2020年)の人口動態統計における年齢階級とその死因第1位の組合せで正しいのはどれか。
- 11~4歳 ―― インフルエンザ
- 25~9歳 ―― 悪性新生物〈腫瘍〉
- 310~14歳 ―― 不慮の事故
- 415~19歳 ―― 心疾患
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✓ これが正解25~9歳 ―― 悪性新生物〈腫瘍〉
解説
5〜9歳の死因第1位は悪性新生物〈腫瘍〉です。
令和2年(2020年)の人口動態統計で、年齢階級ごとの死因順位を押さえているかを問う問題です(出題当時の最新の公表値)。
小児期の死因は年齢によって大きく入れ替わります。0歳と1〜4歳では、生まれつきの異常である先天奇形、変形及び染色体異常が第1位です。5〜9歳になると悪性新生物〈腫瘍〉が第1位になり、白血病や脳腫瘍などが含まれます。10歳代に入ると自殺の比重が高まり、15〜19歳では自殺が第1位です。したがって、5〜9歳と悪性新生物〈腫瘍〉の組合せが正しい内容です。
インフルエンザや心疾患は、この年代では第1位になる死因ではありません。不慮の事故はかつて子どもの死因の上位でしたが、事故防止の取り組みが進み、10〜14歳でも第1位ではなくなっています。
覚え方として、乳幼児は先天奇形、学童前半は悪性新生物、10歳代は自殺と、年齢とともに主役が移ることを流れで押さえておくと、組合せの問いに対応しやすくなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 11~4歳 ―― インフルエンザ:1〜4歳の死因第1位は、先天奇形、変形及び染色体異常です。インフルエンザは流行の年に死亡が出ることはありますが、この年齢階級の第1位にはなっていません。
- 310~14歳 ―― 不慮の事故:10〜14歳では、自殺や悪性新生物〈腫瘍〉が上位を占めています。不慮の事故は事故防止の取り組みの進展もあって減っており、この年齢階級の第1位ではありません。
- 415~19歳 ―― 心疾患:15〜19歳の死因第1位は自殺で、不慮の事故がそれに続きます。心疾患はこの年齢階級では上位の死因ではなく、組合せとして誤りです。
出典:第109回 保健師国家試験 午前(厚生労働省)問4(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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