第109回 午前 問32
保健医療福祉行政論
持続可能な開発目標〈SDGs〉について正しいのはどれか。2つ選べ。
- 12025年を達成年限としている。
- 217分野の目標で構成されている。
- 3国際連合児童基金〈UNICEF〉で採択された。
- 4開発途上国が目指す目標を中心に構成された。
- 5ミレニアム開発目標〈MDGs〉の後継として採択された。
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✓ これが正解217分野の目標で構成されている。
✓ これが正解5ミレニアム開発目標〈MDGs〉の後継として採択された。
解説
SDGsは17分野の目標で、MDGsの後継として採択されました。
持続可能な開発目標〈SDGs〉は、2015年9月の国際連合のサミットで採択された持続可能な開発のための2030アジェンダに掲げられた国際目標です。採択の経緯、目標の数、期限、対象とする国の範囲で判断します。
SDGsは、貧困、飢餓、保健、教育、ジェンダー、気候変動などにわたる17分野の目標(ゴール)と169のターゲットで構成されています。保健分野は、あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保するという目標にまとめられています。したがって、17分野の目標で構成されているとする記述は正しい内容です。
また、SDGsは、2000年に採択され2015年を期限としたミレニアム開発目標〈MDGs〉の後を受けて、その残された課題と新たな課題に取り組むために定められました。したがって、MDGsの後継として採択されたとする記述も正しい内容です。
ほかの記述は、期限が2030年であること、採択したのは国連の総会(サミット)でありUNICEFではないこと、途上国だけでなく先進国も含むすべての国が取り組む普遍的な目標であることが合いません。覚え方として、SDGsは17のゴール、2030年まで、誰一人取り残さない、の3点を押さえましょう。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 12025年を達成年限としている。:SDGsは2030アジェンダに掲げられた目標で、達成の期限は2030年です。2025年を期限とする記述は誤りで、前身のMDGsの期限が2015年だったこととも区別しておきましょう。
- 3国際連合児童基金〈UNICEF〉で採択された。:SDGsは国際連合の加盟国が集まったサミットで採択されたもので、国際連合児童基金〈UNICEF〉が単独で採択したものではありません。UNICEFは子どもに関わる目標の推進に取り組む機関です。
- 4開発途上国が目指す目標を中心に構成された。:途上国の開発を中心にしたのは前身のMDGsです。SDGsは先進国を含むすべての国が自国の課題として取り組む普遍的な目標として作られ、誰一人取り残さないことを掲げています。
出典:第109回 保健師国家試験 午前(厚生労働省)問32(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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