第110回 午後 問2
公衆衛生看護活動展開論
定期健康診断で正しいの
学校保健安全法で規定されている児童生徒等に実施する定期健康診断で正しいのはどれか。
- 1実施責任者は養護教諭である。
- 2毎学年5月31日までに実施する。
- 3検査項目の1つに栄養状態がある。
- 415日以内に本人および保護者への結果の通知義務がある。
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✓ これが正解3検査項目の1つに栄養状態がある。
解説
定期健康診断の検査項目には栄養状態が含まれています。
学校の定期健康診断は、学校保健安全法と同法施行規則の決まりで判断します。法第13条は、学校においては毎学年定期に児童生徒等の健康診断を行わなければならないと定め、時期・検査項目・事後措置の細かな内容は施行規則に置かれています。
施行規則第6条第1項は検査項目を列挙しており、身長及び体重の次に栄養状態が挙がっています。そのほか視力及び聴力、歯及び口腔の疾病及び異常の有無、結核の有無、心臓の疾病及び異常の有無、尿などが並びます。したがって、栄養状態が検査項目の1つだとする記述が正しい内容です。実施の時期は第5条で毎学年6月30日まで、結果の通知は第9条で21日以内と定められており、ほかの記述は日付や日数が合いません。
期限の数字は、6月30日までに実施、21日以内に通知、と組にして覚えると取り違えを防げます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1実施責任者は養護教諭である。:法第13条は、学校においては健康診断を行わなければならないと書いており、実施の主体は学校です。養護教諭は計画・準備や事後の保健指導で中心的な役割を担いますが、法令で実施責任者と定められた立場ではありません。
- 2毎学年5月31日までに実施する。:施行規則第5条は、定期健康診断を毎学年6月30日までに行うものとしています。5月31日という期限は規定になく、1か月早い日付になっているので誤りです。
- 415日以内に本人および保護者への結果の通知義務がある。:施行規則第9条は、健康診断を行ったときは21日以内に結果を本人と保護者へ通知すると定めています。15日以内という日数は規定と合わないため誤りです。
出典:第110回 保健師国家試験 午後(厚生労働省)問2(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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