第110回 午後 問3
公衆衛生看護学概論
在留外国人数に関する問題
出入国在留管理庁による国籍・地域別在留外国人数の年次推移を以下に示す。
在留外国人数の年次推移のグラフ(原典は図。縦軸は在留外国人数(万人)・横軸は年(2012〜2021年)の4本の折れ線A〜D。各年の値を目盛りから読んだおおよその値で書き写した):
- A: 2012年 約65、2013年 約65、2014年 約66、2015年 約67、2016年 約70、2017年 約73、2018年 約77、2019年 約81、2020年 約78、2021年 約72
- B: 2012年 約49、2013年 約48、2014年 約47、2015年 約46、2016年 約45、2017年 約45、2018年 約45、2019年 約44、2020年 約43、2021年 約41
- C: 2012年 約20、2013年 約21、2014年 約22、2015年 約23、2016年 約24、2017年 約26、2018年 約27、2019年 約28、2020年 約28、2021年 約27
- D: 2012年 約5、2013年 約7、2014年 約10、2015年 約15、2016年 約20、2017年 約26、2018年 約33、2019年 約41、2020年 約45、2021年 約43
Dの国はどれか。
- 1韓国
- 2中国
- 3ベトナム
- 4フィリピン
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✓ これが正解3ベトナム
解説
急増してDの線を描くのはベトナムです。
出入国在留管理庁の在留外国人統計で、国籍・地域別の大きさと増え方の違いを読み取る問題です。出題当時の最新の公表値である令和3年(2021年)末の人数は、中国716,606人、ベトナム432,934人、韓国409,855人、フィリピン276,615人でした。
グラフに当てはめると、どの年も最も多いAが中国、2012年の約49万人から少しずつ減り続けるBが韓国、20万人台で緩やかに増えるCがフィリピンです。Dは2012年には約5万人と最も少なかったのに、その後毎年大きく伸び、2020年ごろにはBを追い抜いて40万人台に達しています。2021年末にベトナム(約43万人)が韓国(約41万人)を上回っていることとも一致するので、Dはベトナムです。技能実習や留学で来日する人の増加が背景とされています。
在留外国人数の推移は、最多は中国、急増はベトナム、減少傾向は韓国、という3点を押さえておくと線の形から見分けられます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1韓国:韓国はBの線に当たります。2012年には約49万人と多かったものの年々ゆるやかに減っており、2021年末は409,855人です。2012年に約5万人から急に伸びるDの形とは合いません。
- 2中国:中国はどの年も最も人数が多いAの線です。2021年末で716,606人と全体の約4分の1を占め、40万人台のDとは規模が大きく異なります。
- 4フィリピン:フィリピンは20万人台から少しずつ増えるCの線に当たります。2021年末は276,615人で、Dの40万人台という値にも、急な増え方にも当てはまりません。
出典:第110回 保健師国家試験 午後(厚生労働省)問3(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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