第112回 午後 問33
公衆衛生看護管理論
自治体の保健師が新任期から担う管理機能はどれか。2つ選べ。
- 1事例管理
- 2人事管理
- 3組織管理
- 4事業・業務管理
- 5地域のケアの質の管理
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✓ これが正解1事例管理
✓ これが正解4事業・業務管理
解説
新任期から担う管理機能は事例管理と事業・業務管理です。
自治体の保健師の管理機能には、事例管理、事業・業務管理、地域のケアの質の管理、情報管理、人事管理、組織管理、予算管理、健康危機管理などがあります。これらは、担当する範囲の広さに応じて、経験年数や職位とともに段階的に担っていくものとして整理されます。
新任期の保健師も、担当する個人や家族の支援を計画的に進め、記録し、評価するという事例管理を行います。また、担当する保健事業や業務を計画どおりに実施し、その結果を振り返るという事業・業務管理も、新任期から担う役割です。つまり、自分が受け持つ事例と業務を管理することは、どの保健師にも求められる基本的な管理機能です。これに対して、職員の配置や育成を扱う人事管理、組織全体の体制を整える組織管理は、管理職の立場で担う機能です。地域全体のケアの質を高める管理も、経験を重ねた段階で担う役割とされます。
したがって、新任期から担う管理機能は事例管理と事業・業務管理です。自分が担当する範囲の管理は新任期から、職員や組織、地域全体に広がる管理は経験と職位に応じて、と範囲の広さで見分けると覚えやすくなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 2人事管理:人事管理は、職員の配置や評価、育成の計画などを扱う機能で、職員を束ねる管理職の立場で担うものです。採用されて間もない新任期の保健師が担う管理機能ではありません。
- 3組織管理:組織管理は、部署や組織全体の体制を整え、他部署との調整を行う機能で、組織の運営に責任を持つ立場の保健師が担います。新任期の担当する範囲を超えています。
- 5地域のケアの質の管理:地域のケアの質の管理は、地域全体の保健医療福祉サービスの質を評価し向上させる機能で、経験を積んだ保健師が担う役割とされています。新任期の段階で担う機能ではありません。
出典:第112回 保健師国家試験 午後(厚生労働省)問33(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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