平成22年度 秋期 問80
セキュリティ
SSLに関する問題
オンラインショッピングサイトに接続したとき,ブラウザに SSL 鍵マークが表示された。さらに,サーバ証明書が,目的のオンラインショッピングサイトの運営者のものであることを確認した。このとき,次の a 〜 c のうち,判断できるもの(○)と判断できないもの(×)の適切な組合せはどれか。
a アクセスしているショッピングサイト運営者の財務状況は安定している。 b アクセスしているショッピングサイトは偽のサイトではない。 c 利用者が入力した個人情報,注文情報を途中経路で盗み見られることはない。
| a | b | c | |
|---|---|---|---|
| ア | ○ | ○ | ○ |
| イ | × | ○ | ○ |
| ウ | × | ○ | × |
| エ | × | × | ○ |
- ア○ ○ ○
- イ× ○ ○
- ウ× ○ ×
- エ× × ○
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✓ これが正解イ× ○ ○
解説
言えるのは、相手が本物であることと途中を読まれないことです。
鍵の印が出たとき、言えることは二つだけでした。一つは、相手が名乗ったとおりの者だということです。証する書きものを検めたので、そこは確かめられました。もう一つは、通り道が包まれているということでした。だから途中で読み取られる心配はありません。この二つが言えると置いた肢が当たり、SSL の働きでした。出題当時は SSL と呼ばれていました。その後、SSL は使われなくなり、いまは後継の TLS が使われています。財の具合が確かだとは、そこからは言えません。証する書きものは、実在と鍵の持ち主しか述べていませんでした。経営が健やかかどうかは、何も保証していません。だから初めの記述は、判じられない側に置かれます。三つとも言えるとした肢は、そこで落ちました。偽ではないと言えないとした肢も、当たりません。読まれないと言えない肢も、外れました。シラバスも、この取り決めを守りの用語として挙げています。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア○ ○ ○:三つとも言えるとした肢が、こちらのほうです。鍵の印が出れば、すべて安心だと読める形でした。ところが証する書きものは、財の具合を述べません。実在と鍵の持ち主しか、そこには書かれていません。初めが言えません。広げすぎた形でした。
- ウ× ○ ×:読まれないと言えないとした肢が、こちらです。初めを判じられないとする点は、正しく置けていました。けれども通り道は、包まれています。途中で読み取られる心配は、そこで消えました。後ろが外れています。包む働きを落としました。
- エ× × ○:偽ではないと言えないとした肢が、こちらです。包まれていることだけを、言えるとした形でした。ところが証する書きものを検めています。目当ての者のものだと、そこで確かめられました。真ん中が外れています。確かめの働きを落としました。
この問題の用語
- サーバ証明書そのサーバが本物だと示すためのデジタル証明書。ブラウザはこれを見て、つないだ先が偽のサイトでないかを判断します。
出典:平成22年度 秋期 ITパスポート試験 問80(改変:原典の図表をテキストに書き起こした)
同じ用語が出る問題
- 令和5年度 問84:デジタル署名に関する問題(サーバ証明書)
- 平成30年度 春期 (特別措置試験) 問69:S/MIMEの説明(サーバ証明書)
- 平成30年度 春期 (特別措置試験) 問57:SSL/TLSに関する問題(サーバ証明書)
- 平成24年度 春期 (特別措置試験) 問66:フィッシングへの対策(サーバ証明書)
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